能を知る会 3月 東京公演「攝待」のチケット情報
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2027年3月11日(木)、能を知る会東京公演は、鞍馬天狗から始まる義経の物語、その最終盤を描いた稀曲「攝待」を上演いたします。義経一行が、忠臣であった佐藤兄弟の生家にて“接待”を受ける場面を描いた名曲です。弁慶による屋島の戦いの語り、子どもと大人の別れの対比と、動きはあまりない曲ですが見所十分の名曲です。
狂言は、野村裕基師による、名曲「文蔵」を上演予定です。“温糟粥【うんぞうがゆ】”を思い出せない太郎冠者のために、“石橋山の合戦”を物語る場面が見所の名曲です。
公演の最初には、古典芸能解説者の葛西聖司氏よる能の解説が、その後に仕舞の形式で、能「攝待」の前段である義経一行が落ちていく場面を描いた「吉野静」、「安宅」も上演予定です。
また能には、前方2箇所に据え置いたスクリーンに現代語訳の字幕を映し出し、初めて能を見る方にも分かり易い公演となっております。
攝待
兄・頼朝と不仲となり追われることとなった源義経一行(ツレ)は、山伏姿に身を扮し、幼少期を過ごした東北の地を目指して道を急いでいた。
奥州に至った一行は、ある里で“山伏摂待”の高札が出ていることを知る。ようやく休息を取れると安堵する一行だが、告知を出していたのは佐藤継信・忠信兄弟の生家。今更合わせる顔がないとためらうが、武蔵坊弁慶(ワキ)の提案で素性を隠し、訪ねることにする。
一行が館に赴くも、対応に出てきた継信の忘れ形見、鶴若丸(子方)から義経主従ではないかと疑われた一行は、義経を隠すために席順をかえることにする。
一方、佐藤兄弟の母(シテ・老尼姿)は、様々な思いを胸中に秘めつつも一行と対面する。そして、多人数の山伏が訪れたことから、義経一行ではないかと問いかける。問答をするも、未だ正体を明かさぬ一行を恨み、老尼は泣き崩れてしまう。
一行の相手はもはやすまいと、祖母と供に退出する鶴若を呼び止め、義経が誰かと問いかける。すぐさま鶴若が正体を見破ると、一行は亡き継信の姿を思い出して涙する。
ついに正体を明かした一行は老母の所望に応え、継信の屋島の戦いでの最期や、忠信の戦功を語り伝える。そして、涙する老尼へ、義経が継信の遺言を伝えると、さらなる悲しみの余りに泣き伏してしまう。
一行がもてなしを受けるうちに夜が明け、出発の時刻となる。鶴若はついて行くと申し出るが、一行は落ちてゆく身。なだめすかされ明朝迎えに行くという言葉を信じた鶴若は、祖母とともに義経一行を見送るのであった。
文蔵
無断で旅に出た太郎冠者を叱りに主人が訪ねて来た。京都見物に行き、変わった食べ物を食べさせる伯父の所に冠者が寄ったと聞いた主人は、冠者を許し、馳走になった物を尋ねる。しかし全く思い出せない冠者のために、主人が「源平盛衰記」の石橋山の合戦を物語ると・・・。
スマチケ
スマホから申し込むと「スマチケ」受取りが可能です。
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ご注意
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