能を知る会 9月 東京公演「葵上」梓之出 紫の女人たち ~六条御息所と葵上~ のチケット情報 (東京都・2024/9/14(土))

2024/9/14(土)に観世能楽堂(東京都)で行われる能を知る会 9月 東京公演「葵上」梓之出 紫の女人たち ~六条御息所と葵上~のチケット情報ページです。会場情報、開演時間や料金を確認し、能を知る会 9月 東京公演「葵上」梓之出 紫の女人たち ~六条御息所と葵上~のチケットを簡単にオンライン予約・購入できます。

能を知る会 9月 東京公演「葵上」梓之出

2024年9月14日土曜日・能を知る会東京公演(於:観世能楽堂)は、放映中の大河ドラマで主役をつとめる紫式部の書いた源氏物語。その源氏物語を題材とした能の中のひとつであります名曲「葵上」を上演致します。
六条御息所の生き霊が嫉妬心を募らせ鬼となり、光源氏の正妻・葵上に祟りをなす場面を描いた人気曲です。
 狂言は野村萬斎師による、ある夫婦のあり方を描いた「因幡堂」を上演致します。三行半を突きつけた夫と、突きつけられた妻のやりとりを面白おかしく描いたお話です。
 公演の最初には、葛西聖司氏よる能の解説。次いで、源氏物語を題材とした仕舞も予定しております。
 また能には、前方2箇所に据え置いたスクリーンに、現代語訳の字幕を映し出し、初めて能を見る方にも分かり易い公演となっております。

葵上【あおいのうえ/Aoinoue】
 左大臣の息女で、光源氏の正妻の葵上が、近頃病に臥せっていた。高名な僧に様々な加持祈祷を試させても一向に良くならない。原因を突き止めるために官人(ワキツレ)は、照日の前(ツレ)という、有名な梓巫女【梓弓という小弓を用いて神懸り、口寄せ、占等を行う祈祷師】を召し出す。巫女が梓弓を鳴らし、呪文を唱えると、破れ車に乗った六条御息所の生霊(前シテ)が現れる。御息所は源氏の愛を失った恨みを述べ、葵上に祟りをなそうとする。巫女が心を鎮めようとするも、御息所は嫉妬心を益々募らせ、葵上を連れて行こうとする。(中入)そこで官人は急使(アイ)を立て、横川の小聖(ワキ)を呼び迎える。小聖が加持祈祷を行うと、御息所の怨霊(後シテ)が鬼形となって現れ、なおも葵上を祟ろうと床に迫る。しかし怨霊は、小聖の必死の祈祷により祈り伏せられ、この世の苦しみから解放されるのであった。


因幡堂【いなばどう/Inabadou】
 大酒飲みの妻を持った夫は、妻が帰省している間に離縁状を送りつけた。
夫が新しい妻を得るために因幡堂の薬師に妻乞いに行くと、そこへ腹を立てた妻がやって来る。
妻は通夜(おこもり)をしている夫へ、薬師になりすまして新しい妻と出会える場所を吹き込み先回りする。
被布をかぶった妻を、新しい妻だと思った夫は喜んで家に連れ帰るが…。

鎌倉能舞台「葵上」

スマチケ

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ご注意

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