県民のための能を知る会 1月鎌倉公演 朝の部「難波」 のチケット情報

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県民のための能を知る会 1月鎌倉公演 朝の部「難波」 

 2027年1月31日(日)、県民のための能を知る会鎌倉公演・朝の部は、競技かるたの試合開始時に読まれる序歌で有名な、「【古今和歌集・仮名序】難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」を主題に据えた、名曲「難波」を上演いたします。花盛りの難波の梅を背景に、王仁の颯爽とした舞いが見所の名曲です。
 狂言は善竹大二郎師による「茫々頭」を上演予定となっております。京都見物をしてきた太郎冠者が、主人に語る面白おかしい話が聞かせどころの名曲です。【緒太の金剛】が何かと想像していただければと思います。
 最初には主宰の中森貫太の解説が、最後には質疑応答がございます。
 能にはわかりやすい字幕解説を見所の3カ所にある備え付けのモニターに映し出し、初心者でも楽しめる公演となっております。

難波【なにわ/Naniwa】
 時の帝に仕える臣下(ワキ・ワキツレ)が、熊野で参籠して年越しをして都に戻る途中、摂津国難波の里へ立ち寄った。臣下はそこで、咲き誇る梅の木陰を掃き清める、老翁(前シテ)と若者(前ツレ)に出会う。臣下が梅の木のいわれを尋ねると、老翁は王仁【わに】の歌で名高い[難波の梅]のこと、梅によそえられた仁徳天皇の仁政などについて語る。そして自らを百済の王仁、若者が梅の精であると明かす。さらに老翁は、[春鶯囀【しゅんのうでん】]を舞って見せようと言い残し、姿を消す。(中入)
 程なく、難波の里人(アイ)がやってきて、臣下に問われるままに王仁と仁徳天皇の話などを語って聞かせる。
 夜半、臣下が梅の木陰で夢うつつとなっているところに、王仁の霊(後シテ)と木華開耶姫【このはなさくやひめ】(後ツレ)が現れる。まず、開耶姫が[天女舞]を舞い、続いて王仁が颯爽と[神舞]を舞い、さらに様々な舞楽を奏する。やがて王仁は、このような音楽にひかれ、天下を太平に導く聖人が現れるだろうと告げ、御代を言祝ぐのであった。


茫々頭【ぼうぼうがしら/Bou-bou gashira】
 無断で旅に出た太郎冠者を、主人は冠者の家まで叱りに行った。冠者が京都見物に行ったと聞いた主は機嫌をなおし、都の様子を尋ねる。冠者が話すには、祇園へ行く途中に道端に咲いていた菊の花を手折り、頭に挿して歩いていると、上臈(貴婦人)から歌を詠みかけられる。そして冠者が見事に歌を返すと、田舎者のくせに面白いと言われ、誘われるままに祇園の酒宴へと連れて行かれる。上座に座らされたと冠者は言う物の、よくよく聞くと「緒太の金剛【おぶとのこんごう】」がたくさんあったと言う。主はそれを聞いて冠者に、靴座に座らされたのだと説明し、さらに詳しく話を聞くと・・・。

鎌倉能舞台「難波」

スマチケ

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