県民のための能を知る会 11月 鎌倉公演 昼の部「藤戸」 男の執心 のチケット情報 (神奈川県・2025/11/6(木))
2025/11/6(木)に鎌倉能舞台(神奈川県)で行われる県民のための能を知る会 11月 鎌倉公演 昼の部「藤戸」 男の執心のチケット情報ページです。会場情報、開演時間や料金を確認し、県民のための能を知る会 11月 鎌倉公演 昼の部「藤戸」 男の執心のチケットを簡単にオンライン予約・購入できます。
2025年度11月6日・木曜日、県民のための能を知る会鎌倉公演・昼の部は、藤戸の戦において、佐々木盛綱に利用され命を落とした漁師を主役に据えた名曲「藤戸」を上演致します。前半部分は、行方不明になっている漁師の母が盛綱に行方を尋ね、殺されたことを告げられた母の悲哀、後半部分は盛綱に殺された漁師の亡霊がその苦しみを示す舞いが見所となっています。
狂言は、野村萬斎師による名曲「入間川」を上演いたします。“入間言葉”というものを巡った、ちぐはぐな会話が面白おかしい名曲です。
最初に中森貫太による解説が、最後には質疑応答がございます。
能にはわかりやすい字幕解説を備え付けのスクリーンに映し出し、初心者でも楽しめる公演となっております。
能「藤戸【ふじと/Fujito】」
佐々木三郎盛綱(ワキ)は、平家追討の際、藤戸の合戦にて先陣をきり、恩賞として備前国児島を賜った。今日、児島で初の入部をした盛綱が、訴訟申し出の触れを出させると、賤しい身なりの女(前シテ)が進み出る。女は、罪なき我が子を盛綱に殺された嘆きを涙ながらに訴える。思い当たった盛綱は、昨年の藤戸の合戦の際、女の息子である漁夫から浅瀬を教えられたが、下賎な者は他者にも話すと思い、先陣の功を独占する為、闇夜に紛れて漁夫を刺し殺し、浮洲近くの水に沈めた事を語り聞かせる。話を聞いた女はますます嘆き悲しみ、盛綱にすがりつき、恨みを訴える。さすがに哀れと思った盛綱は、色々と慰めて家に帰らせ、漁夫を弔う事にする。(中入)盛綱が供養していると、漁夫の霊(後シテ)が現れる。霊は、自身の教えにより大きな武勲を上げながら、命を奪った盛綱に恨みを述べ、自身が殺された有様を舞い示す。やがて霊は、手厚い供養により成仏得脱の身となれたと言い残し、消え失せるのであった。
狂言「入間川【いるまがわ/Irumagawa】
長い間在京していた東国の大名が太郎冠者を連れて帰る途中、増水している大きな川にさしかかった。大名は対岸の何某に、この川は入間川、ここは川底が深く、渡り瀬は上流だと教えられる。入間言葉は逆の意味を伝えるはず、と思い込んでいる大名はそのまま川に入り、深みにはまってしまう。なんとか対岸へ渡った大名が、怒って何某に斬りかかろうとすると、何某は入間言葉を使って喜んでみせる。気をよくした大名は逆言葉のやり取りを楽しみ、太刀や扇を与える。やがて何某が帰ろうとすると…。
スマチケ
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この公演は「スマチケ」受取り可能です。
ご注意
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