スティーヴン・ハフ ピアノリサイタル のチケット情報 (大阪府・2024/7/2(火))

2024/7/2(火)にザ・フェニックスホール(大阪府)で行われるスティーヴン・ハフ ピアノリサイタルのチケット情報ページです。会場情報、開演時間や料金を確認し、スティーヴン・ハフ ピアノリサイタルのチケットを簡単にオンライン予約・購入できます。

音楽界への傑出した貢献により、“各分野の偉人、天才に授けられる賞”として
著名なマッカーサーフェローシップをクラシックピアニストとして初めて授与され、また、故エリザベス英国女王の叙勲で騎士(ナイト)の称号も授与された、
現代を生きる世界最高のピアニストの1人、スティーヴン・ハフ。

圧倒的な演奏で聴衆を魅了した昨年の東京公演に続き、大阪公演が実現。
自作の出版と演奏だけで経済的に自立した最初の女性作曲家といわれるセシル・シャミナードが残した楽曲と、リスト、ショパンを組み合わせたハフならではのプログラムをお届けします。

<スティーヴン・ハフ メッセージ>
ショパンとリストはわずか1 歳半違いだが、音楽的性格はまったく異なる。
ポーランド生まれのショパンは内向的で、完璧主義者。その作品は、少数の
耳の肥えた聴衆のための私的なサロンでの演奏に適しており、フォルテはめっ
たに現れない。ハンガリー生まれのリストは天性のスター。大勢の聴衆の前
にさっそうと現れ、聴き手の心を鷲づかみにする力強い音楽を作った。しか
し、どちらも現代に通じるピアノの歌い方とテクニックを作り上げたことで
は、同じだ。

今回のそれぞれのソナタは、どちらもロ短調。リスト作品は単一楽章からなり、
主題をソナタ形式に拡張した壮大かつ緻密なもので、全人類のドラマティックな
物語を思わせる。ショパン作品は伝統的な4楽章構成による内省的な音楽で、
ベル・カント歌手のような抒情的な表現も魅力だ。

シャミナード作品は、私が初めて手にしたレコードに収録されていたこともあり、
特別な存在。サン=サーンスのピアニスティックな優美さとマスネのメロディの
甘美さを持つ、個性的な作風のピアノ作品を数多く書いた。どれも品がよく
豊かな情感を持ち、洗練された手袋のように手に馴染む。今回の4 曲は、
バロック音楽へのオマージュや抗いがたいロマンチックな調べに対する情愛
など、彼女の音楽が持つさまざまな面を聴かせてくれる。
(スティーヴン・ハフ)

スマチケ

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