エプタザールセレクトコンサート第64回 吉江忠男&平井千絵 ～希望を祈りて～ ゲーテの詩による抒情豊かな歌曲と のチケット情報 (東京都・2024/5/25(土))

ドイツでオペラ歌手そしてドイツリート歌手として数々のステージに立ち、豊富な経験を積んだ後に帰国し、故郷・信州を拠点に幅広い活動を展開しながら歌の奥義を追求している吉江忠男。
吉江忠男の音楽、生き方、人となりに魅了され、敬意を抱きつつ、シューベルトの3大歌曲をはじめ共演を重ねる平井千絵。

その二人が、ゲーテの詩による歌曲など抒情豊かな世界を織り上げます。

5月の夕暮れ、エプタザールの寛いだ空間で、心に響く音楽をお楽しみ下さい。




数少ないフォルテピアノのスペシャリストとして活躍し、豊かな音楽性が高く評価されている平井千絵。
シューベルトの3大歌曲をはじめ共演を重ねている二人が、ゲーテの詩による歌曲など抒情豊かな世界を織り上げます。

吉江忠男、今年84歳！
東京藝大大学院在学中に「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールでデピューしたのち、ドイツで更に研鑽を積み、名門フランクフルト市立歌劇場の音楽監督ドホナーニに認められ、同歌劇場の専属ソロバリトン歌手となり、パヴァロッティやカレーラスなど世界の錚々たる歌手と共演。また、リート歌手としてもヨーロッパ各地の音楽祭やステージに立ち、豊富な経験を積んで、47歳で帰国。故郷・信州で歌の奥義を探求しつつ、国内外での演奏活動に加え地域の音楽文化発展に貢献するなど幅広い活動を現在まで続けています。
若い頃を彷彿させる瑞々しく美しい声、歳を重ねたからこその味わい深い音楽が、聴き手を暖かく包みこみます。
そうした吉江忠男の音楽に触れ、魅了されたフォルテピアノの名手、平井千絵は、敬意の念を胸に、昨年のシューベルトの3大歌曲コンサートなど共演を重ねています。

今回は、ゲーテの詩による歌曲をはじめとするモーツァルト、ベートヴェン、シューベルトの心打つ歌曲、そしてベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」と、抒情豊かな世界を織り上げます。なお、平井千絵の使用楽器は、ベートヴェンらが活躍した時代に名工として名を馳せたAnton Walterが製作した楽器を忠実に復元製作したフォルテピアノで、当時の音色が蘇ることでしょう。

150席ほどのこじんまりとした響きのよいエプタザールで、吉江忠男と平井千絵の音楽を身近にお楽しみください。

5月の夕暮れ、心豊かな美しい時が流れることでしょう。