The Raveonettesの来日公演情報・チケット受付

The Raveonettesは、近年のデンマークを代表するロックバンドだ。

Sune Rose Wagner（ギター／ボーカル）とSharin Foo（ベース／ギター／ボーカル）による甘美な男女ツインボーカルは、“ボーカル・キャンディ”とも形容され、荒々しく不協和なサウンドとの鮮烈なコントラストで、唯一無二の存在感を放っている。
彼らのルーツは、1950年代のアメリカン・ロックンロール、60年代のガールズグループ、そしてカリフォルニアのサーフギター。
2000年代には、The Strokes、The Hives、The White Stripesらとともに新たなガレージロック・ムーブメントの中心的存在となり、その後も多くのバンドに影響を与え続けている。
NMEは、彼らのクラシックなポップセンスが多くのアーティストたちの創作のインスピレーションとなり、Best Coast、The Drums、Dum Dum Girlsらをはじめとする2010年代のアメリカ・ポップ・ルネサンスの起爆剤になったと伝えている。
2024年冬、コペンハーゲンで行われた連続公演（全6公演ソールドアウト）のひとつを観たPolitiken紙の記者は、「The Raveonettesは今もなお、コペンハーゲンで最もクールな存在だ」と評した。
そして2025年、8年ぶりとなる新作『Pe'ahi 2』を4月25日にリリース。
2014年の『Pe'ahi』の流れを継ぐ本作では、人生の儚さ、死、渇望、そして何より“脆さ”がテーマだ。レコーディングは、ナッシュビル、ロサンゼルス、コペンハーゲンの3都市で行われ、現在、彼らはこれらの街を拠点に活動を続けている。

さらにSuneとSharinは、すでに次のアルバムの制作にも取りかかっており、リリースは年末を予定。2025年のThe Raveonettesの新たなサウンドにも、期待が高まる。