エキセントリックな人々が織り成すシュールな世界を描いている劇団。
劇団「ランプティパンプティ」の解散後、寺十吾・木立隆雅(現・釈八子)・宇鉄菊三を中心に、1990年にプロデュース集団として結成。
さまざまなジャンルのアーティスト達とコラボレーションする活動を行う。
その後、1992年に猫田直が加わり、劇団として旗揚げ。
主宰の寺十の作・演出により公演を繰り返すが、1998年から2年間活動を休止。…続きを読む
エキセントリックな人々が織り成すシュールな世界を描いている劇団。
劇団「ランプティパンプティ」の解散後、寺十吾・木立隆雅(現・釈八子)・宇鉄菊三を中心に、1990年にプロデュース集団として結成。
さまざまなジャンルのアーティスト達とコラボレーションする活動を行う。
その後、1992年に猫田直が加わり、劇団として旗揚げ。
主宰の寺十の作・演出により公演を繰り返すが、1998年から2年間活動を休止。
2001年より、当時新進のスエヒロケイスケが座付き作家として参加し、活動を再開した。
以来、年1~2本のペースで公演している。
2002年『ガソリン・ホット・コーラ』で初の海外公演を実施。
その後、この作品は2004年かながわ戯曲賞で佳作となったほか、2005年上演の『無頼キッチンBRAY KITCHEN』が最優秀賞を受賞するなど、
スエヒロの劇作家としての評価が高まり、劇団自体の魅力もようやく評価されるようになった。
エキセントリックな人々の奇妙な行動を、個性豊かな俳優たちが愛情を込めて演じていく独特の舞台は、一度ハマると病みつきになる。
そして、その奥にはマイノリティの生きにくい現代社会の病巣が垣間見える。
TEXT/Hiroshi Tsutsumi