千五郎、七五三、あきらと共に花形狂言会で活動してきた経験を活かし、正邦、茂、宗彦、逸平、童司と共に、「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=通称 TOPPA!」を主宰。若手として古典狂言の魅力をアピールしてきている。その反面、他ジャンルの新旧芸術との交流を試み演出家としても活躍。デビュー作ミュージカルドラマ『ONATSU』では現代劇・オペラ・ミュージカル・狂言をユニットさせ好評を得る。2…続きを読む
千五郎、七五三、あきらと共に花形狂言会で活動してきた経験を活かし、正邦、茂、宗彦、逸平、童司と共に、「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=通称 TOPPA!」を主宰。若手として古典狂言の魅力をアピールしてきている。その反面、他ジャンルの新旧芸術との交流を試み演出家としても活躍。デビュー作ミュージカルドラマ『ONATSU』では現代劇・オペラ・ミュージカル・狂言をユニットさせ好評を得る。2003年には「京都市交響楽団」とのコラボ『鐘の音』、2004年は『こんぺい糖』を成功させる。「だんご聟」「都わたり」など、新作狂言の脚本も手掛け、独特の個性溢れる着眼点で、現代の風刺をうまく取り入れたその作品は、室町時代の庶民の中で伸び伸びと生き、創られてきた時代を偲ばせる。2005年には環境問題に関心を持ち、新作 「流れ星-X」を作り、愛知万博その他で発表し、各地エコロジー団体より上演の要請を受ける。 2005年より京都府の学校教育派遣事業 "心の師匠(せんせい) 派遣 "の活動として、心の教科書(ノート)作成委員会に参加する一方、府下丹後地方や福知山などの小、中学校へ出向きワークショップと狂言公演を行っている。感受性豊な子供たちに身近に狂言を感じてほしい。という願いから、学校での狂言が自分のライフワークとなっている。 狂言師として、海外公演も多数参加。又、近年、FM京都αステーションにてパーソナリティー、KBS京都テレビではキャスター、レポーターをつとめ、自分の域を広げると共に、最も古い芸能の狂言師が、最も新しい音楽や情報を流しつつ、国内はもとより世界の若者たちへ古典芸能“狂言”の魅力を紹介している。