1996年に、元劇団笑うバラの長塚圭史、元!OJO!の中山祐一朗、伊達暁を中心に結成。
「劇団という枠にとらわれず、少人数で行う芝居がやりたい」という思いから、作品に応じてゲスト俳優を招くプロデューススタイルで活動している。
作・演出は、2003年の『ともだちが来た』(作/鈴江俊郎 演出/中山)以外、全て長塚が担当。普遍的な人間の感情や関係性、倫理観といったものをテーマに、ユーモアとペーソスに満ち…続きを読む
1996年に、元劇団笑うバラの長塚圭史、元!OJO!の中山祐一朗、伊達暁を中心に結成。
「劇団という枠にとらわれず、少人数で行う芝居がやりたい」という思いから、作品に応じてゲスト俳優を招くプロデューススタイルで活動している。
作・演出は、2003年の『ともだちが来た』(作/鈴江俊郎 演出/中山)以外、全て長塚が担当。普遍的な人間の感情や関係性、倫理観といったものをテーマに、ユーモアとペーソスに満ちた劇世界を展開する。小細工をほとんど用いず、戯曲の力と役者の演技のみで見せ切る、真摯でストレートな舞台で人気が高い。
2001年の『ライヒ』で一躍注目を集め、同年より地方公演を開始。2004年上演の『はたらくおとこ』は、全国9都市で約15万人を動員した。また同作で長塚は、第4 回朝日舞台芸術賞を受賞&第49回岸田國士戯曲賞最終選考ノミネートを果たしている。
TEXT / Yoshinaga Miwako