ブリストル出身のトリッキーはワイルド・バンチやフレッシュ4の一員としても音楽活動を始め、91年にリリースされたマッシヴ・アタックのデビュー作『BlueLines』で一躍注目を集めるものの、自らの音楽制作活動を開始。デビュー作『Maxinquaye』(95年)は、ヒップホップからソウル、パンク、ロックまでを融合したその音楽性が高い評価を得る、全英アルバム・チャート第三位にまで上り詰め、同年のマーキュ…続きを読む
ブリストル出身のトリッキーはワイルド・バンチやフレッシュ4の一員としても音楽活動を始め、91年にリリースされたマッシヴ・アタックのデビュー作『BlueLines』で一躍注目を集めるものの、自らの音楽制作活動を開始。デビュー作『Maxinquaye』(95年)は、ヒップホップからソウル、パンク、ロックまでを融合したその音楽性が高い評価を得る、全英アルバム・チャート第三位にまで上り詰め、同年のマーキュリー・プライズにもノミネート。その後も自身のアルバムだけでなく、ビョークのアルバム『Post』のプロデュースや、映画『フィフス・エレメント』への出演、リミキサーとしてもビョークやエルヴィス・コステロ、ガービッジ、日本のリップ・スライムなどの楽曲を手掛ける。しかし、7枚のアルバムを発売後、せわしない音楽活動から一時身を引きNYへと移住。その彼が今年7月末、満を持してニューアルバムをDOMINOよりリリースする。