

配信期間:
3月21日(月・祝) 12:00~3月28日(月) 23:59
監督:武田一顯 、松原由昌
2022年/ステレオ/75分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
昨年の衆院選、「無敗の男」と呼ばれた男が初めて敗れた。中村喜四郎・・・初出馬から40年以上、あっせん収賄罪で逮捕、起訴中の選挙でも当選。ムショ帰りの身でも勝ち続けた「選挙の鬼」である。その男がなぜ負けたのか…。そして、もう一つの敗北、総理候補を奈落の底に突き落とした“あの事件”とは。逮捕後140日間にも及ぶ拘留中、“完全黙秘”を貫き通した真意とは…。数々の逆境を乗り越えてきた不屈の政治家・中村喜四郎の生き様に迫る。
監督:川西全
2022年/ステレオ/81分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
5人組メタルバンド「HAGANE」。彼女たちの“晴れ舞台”初ワンマンライブは新型コロナの感染拡大で無観客に。それから今日まで観客はライブで声を出すことが禁じられている。水際措置で開催困難となった海外アーティストの来日公演。洋楽プロモーターは2年以上“本業”ができず、先も見通せないままだ。観客の“声出し”はいつ解禁されるのか。海外アーティストが日本でライブをする日はいつ来るのか。コロナ禍に生きる音楽関係者の苦悩を描く。
監督:須賀川拓
2022年/ステレオ/83分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
それはまるでカミソリのように鋭く、その大きさからは想像できないほどズシリと重かった。イスラエルがガザに投下した爆弾の破片は、いとも簡単に体を切り裂く。「精密誘導弾だから、人道的に配慮している」とイスラエルは主張する。対するイスラム組織ハマスは4000発ものロケット弾を無差別に放った上で「イスラエルが境界の封鎖を解けば軍事施設を狙う精密兵器を作る」と開き直った。現場を歩き、集めた証言から浮かび上がる戦争の残酷な現実に迫る。
配信期間:
3月22日(火) 12:00~3月29日(火) 23:59
監督:佐井大紀
2022年/ステレオ/72分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
TBSドキュメンタリー史上、最大の問題作と呼ばれた作品がある。1967年2月放送、街頭インタビューのみで構成された番組『日の丸』。「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」放送当時に閣議で問題視され、長年タブーとされてきた本作が現代に甦る。2022年と1967年、2つの時代の『日の丸』インタビューの対比を中心に、「日本」の姿を浮かび上がらせていく。
監督:山本一雄
2022年/ステレオ/83分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
病気を知ってもらう一番の方法は、自分の言葉で伝えること。『混合型脈管奇形』という、原因も根本的な治療法も分からない難病と闘う萌々花さんは自らカメラを回した。そこに記録されていたのは…毎日服用する大量の薬、お腹の血管の塊を取り除いた手術の痕、痛みで眠れない様子…赤裸々な闘病生活。そして、彼女の本音。病気のこと、友達のこと、母のこと、彼女が自立を目指すこれからのこと…20歳になった萌々花さんは“私らしく”前を向いて生きていく。
監督:中島哲平
2022年/ステレオ/73分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
永遠の総理候補―石破茂。国民からの人気が高く、“次期総理・総裁”と期待の声も上がるが、総裁選では4戦全敗。自民党内では安倍・麻生という2人の総理経験者と対立し、本流に乗ることはない。「石破は終わった―」そうした声も囁かれるが、石破は語る「政治家が保身に走ったら国は誤る」と。時に正論が嫌われ、党内でハグレ者ともなっている石破茂とはどんな人物なのか、そして、なぜ“永遠の総理候補”のままなのか、10人の証言から真相に迫る。
配信期間:
3月23日(水) 12:00~3月30日(水) 23:59
監督:西村匡史、神保圭作
2022年/ステレオ/64分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
「家族みんなで支えていたことが、さっちゃんにとって本当に幸せだったのだろうか。辛い辛いで生きていたのではないだろうか」。2021年3月、浅川幸子さんの一周忌で、兄の一雄さんは涙を拭った。地下鉄サリン事件で重い障害を負いながらも、懸命に生きてきた幸子さん。傍らには在宅で介護し、いつも寄り添い続けた一雄さん一家の存在があった。突然、襲いかかった苦難に被害者家族はどう向き合ったのか。さっちゃんと家族の25年の記録。
監督:武石浩明
2022年/ステレオ/100分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
「誰も成し遂げていないクライミングを成功させて、生きて還る」。世界の巨壁に単独で挑み続けてきたクライマー・山野井泰史。彼は2021年、登山界最高の栄誉、ピオレドール生涯功労賞を受賞した。しかし、山野井の挑戦は終わらない。伊豆半島にある未踏の岩壁に新たなルートを引こうとしていた。そして再びヒマラヤにも…。“垂直の世界”に魅せられた男の激しい生き様とは?山野井の生涯のパートナーである妻・妙子への取材も通して問いかける。
監督:守田哲
2022年/ステレオ/78分(本編)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(収録時間未定)
「安全な車を開発して欲しい」と記者に語った飯塚幸三受刑者。禁錮5年の判決を受け、今は地方の高齢者向けの刑務所で服役している。松永拓也さんは一人ぼっちの部屋で、亡くなった真菜さんと莉子ちゃんの遺品整理を始めた。「罪と向き合って欲しい」という思いは、衰えゆく90歳の高齢ドライバーに届くのか。“上級国民”への誹謗中傷、遺族の再発防止への願い、すれ違い続ける両者。社会に衝撃を与えた暴走事故を、3年にわたり追い続けた記録。
配信期間:
3月24日(木) 12:00~3月31日(木) 23:59
監督:酒井祐輔
2022年/ステレオ/45分(テレビ版)©TBSテレビ
※舞台挨拶あり(4人分収録/時間未定)
女性アイドルの最前線を走り続けている「ももいろクローバーZ」。そんな彼女たちも最年少が25歳、最年長は28歳を迎え、30代が目前に・・・。男性は何歳になってもアイドルを続けられるが女性は・・・? これまでもアイドルの常識を覆し続け、日本の芸能界で前人未到の境地を切り拓こうとしている「ももクロ」はどこに向かい、私たちに何をみせてくれようとしているのか?メンバーや関係者たちへのインタビューを通じて、その可能性と未来をみつめる。
配信期間:
3月24日(木) 13:30~3月31日(木) 13:30
監督:堀江將一郎 2021年/64分
若年性アルツハイマー型認知症と診断された母との「二人暮らし」を決意した“独身アラサー女性”に密着。岩佐まりさんは30歳のフリーアナウンサーで、母の在宅介護の日々に追われていた。そんな中、娘には「お母さんとバージンロードを歩きたい」という夢があった。そして2020年再会した同級生と“交際0日婚”をすることに。会話も出来なくなった母のために、ある特別な結婚式に踏み切る。娘の花嫁姿を目にした、母の反応は?
配信期間:
3月24日(木) 17:30~3月31日(木) 17:30
取材:料治直矢 田近東吾 北代淳二ほか 2021年/80分
1983年8月、マルコス独裁政権下のフィリピンで野党勢力のリーダー・アキノ氏は亡命先から帰国直後空港で何者かに射殺された。犯人もその場で射殺されている。同行していたTBSのカメラはアキノ氏が機外に連れ去られていくまでの流れと銃声を克明に記録。事件の1週間後の放送では秒刻みの詳細な検証を行い、政府発表の矛盾点を一つ一つ解き明かして、真犯人像に迫っていく。独裁体制を覆す革命への大きなきっかけとなった。
配信期間:
3月25日(金) 15:00~4月1日(金) 15:00
監督:寺井到 2020年/51分
北九州市八幡東区前田。静かな住宅街に昭和の空気を残す映画館があった。有楽映画劇場、通称前田有楽だ。1954年に開業し、昔は通常の映画を上映していたが70年代に成人映画館に転身。近年は映画のロケ地としても重宝された。しかしアダルトビデオの普及などで年々観客は減少、鈴木利明支配人(72歳)はある出来事をきっかけに閉館を決意した。最後の日々、熱烈な劇場ファンと支配人それぞれの思いを追う。ギャラクシー選奨を受賞した「ムーブ」の一編に追加取材、再編集。
配信期間:
3月25日(金) 16:15~4月1日(金) 16:15
監督:後藤弘之 2021年/46分
私たちが呼吸で取り込んでいる空気中にもマイクロプラスチックが飛んでいる…そんな実態が研究報告で明らかになりつつある。世界の都市部のみならず富士山頂や北極の空気からもマイクロプラスチックが相次いで見つかっている。海洋ゴミとして問題視されるプラスチックの影響は呼吸により人間の肺にも入り込むという。安くて便利な“魔法の素材”プラスチックと私たちはどう向き合えばいいのか‥・最新の研究から見えてきたこととは。
配信期間:
3月26日(土) 12:00~4月2日(土) 12:00
監督:秌場聖治 2021年/77分
大道芸人・ギリヤーク尼ケ崎。38歳から路上で踊り始め、投げ銭をもらいながら生きること50年…90歳の現在も難病を患い、ペースメーカーを付けながら踊る。そして人を魅了する。TBSでは毎年10月のギリヤーク公演を撮影、88歳で迎えた「路上で踊り始めて50年」の記念公演に至る一年を追った。誰もが向き合わざるを得ない「老い」「身体の衰え」。その上で自分は何をするのか。何ができるのか、それを追求する一人の人間の記録である。
配信期間:
3月26日(土) 15:00~4月2日(土) 15:00
監督:里山千恵美 2022年/49分
福岡県飯塚市出身の画家・野見山暁治(のみやまぎょうじ)さん。現在101歳。東京練馬のアトリエで独り暮らしを続けながら、今も筆をとる毎日だ。東京美術学校を繰り上げ卒業して召集され、戦地へ。そこでの経験や、多くの学友が戦死したことは野見山さんの心に深く刻まれ、戦後、戦没画学生の作品収集を行った。101歳を迎え、なお飽くことなくキャンバスに向かい続ける野見山さんの今を追った。
配信期間:
3月26日(土) 16:15~4月2日(土) 16:15
監督:大村由紀子 2021年/47分
現在の福岡県嘉麻市出身の藤中松雄は1950年4月、スガモプリズンで処刑された。28歳の若さだった。松雄は妻や幼い2人の息子宛に21枚7000字の遺書 を遺した。松雄が問われたのは、BC級戦犯。終戦の年、石垣島で米兵捕虜3人を殺害した 事件に関わったというものだった。BC級戦犯は、A級戦犯と比べあまり知られていない。死後70年が経った今、日米に残る公文書から、松雄が問われた戦争犯罪と裁判の真実が明らかになる。
配信期間:
3月27日(日) 12:00~4月3日(日) 12:00
監督:川西全 取材:永田大 撮影:藤本孝志 編集:小川友広 協力:WOWOWエンタテインメント ウド―音楽事務所 2021年/ステレオ/60分 ©TBSテレビ
被災地から消えた娯楽─ 東日本大震災直後の2011年4月。被災地から日常が失われる中、「東北の人々を自分たちの音楽で元気づけたい」として、外国人としていち早く被災地・盛岡でコンサートを行ったアーティストがいた。 アメリカ出身のロックバンド「MR.BIG」だ。
配信期間:
3月27日(日) 15:00~4月3日(日) 15:00
監督:小松久里子 2019年/53分
幼少期から電動車椅子での生活を送る日髙美咲さん。脊髄性筋萎縮症という難病で、手や顔以外はほとんど自分で動かすことができない。周囲の助けを借りながら進学の夢を叶えたが、短大卒業を前に「就職」という大きな壁に直面する。就労中は“公的な介護サービス"が使えないため、障害者向けの就職面談会でも企業側の反応は思わしくない。しかし、見事企業への採用を勝ち取る。美咲さんの日常から制度の壁と意識の壁を考える。
配信期間:
3月27日(日) 16:15~4月3日(日) 16:15
監督:神戸金史 2020年/57分
各地で繰り広げられるヘイトスピーチ。現代日本には「不寛容=(イントレランス)」が広がっているのではないか。多数の障害者を殺傷した被告に接見を続けるRKB記者に対し、被告の憎悪は障害を持つ記者の長男にまで向けられる。1916年公開の傑作無声映画『イントレランス』は「憎悪と不寛容は人間愛と慈愛を妨げる」と訴えていた。そのテーマと構成を借りて様々な不寛容の姿を顕わにする。制作者が登場するセルフドキュメンタリー。