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“海を知り、未来を考える”
特別展「海 ―生命のみなもと―」
名古屋市科学館で今週末開幕!
海は、水惑星地球の象徴であり、地球上のあらゆる生命のみなもとです。海は、様々な物質とエネルギーを運び、そこに成り立つ生態系を育んできました。また、私たち人類は、海のめぐみを享受すると同時に、海の厳しさを乗り越えることで繁栄してきました。そして現代では、人間活動に伴う環境への影響が、海でも様々な変化として顕在化しています。

私たちの身近にある「海」の誕生から現在について、多様な生物や人と海の関わりを紹介し、さらには海との未来を考えていく特別展を開催します。海で生まれ、進化し、海のめぐみとともに生きてきた生物の姿を知ることで、私たちが今後どのように海と関わっていけばいいのか、そのヒントも見つかるかもしれません。
特別展「海」公式サイト
生命起源の場、約40億年前の深海熱水活動域をジオラマで再現!
※東京展の様子
そもそも、地球になぜ海が存在するのかを理解するためには、地球における水の起源を解明しなくてはなりません。地球の水の起源物質は、小惑星「リュウグウ」から得られた試料の分析から多くの新知見が得られつつあります。

本章では、始原的隕石から太陽系惑星に至る水の起源、地球史における海の誕生と進化、そこで育まれた現在の私たちにつながる初期生命の生態系について最新の研究成果と標本を使って紹介します。
高さ約4.7m!ナガスクジラの上半身標本が会場に出現。クジラの“潜る・浮かぶ”の垂直運動「ホエールポンプ」が海にもたらす効果とは?
ナガスクジラ上半身標本(※東京展の様子)
黒潮と親潮が育む日本の海の豊かな生態系。多数の剥製や標本で解説!
〜南の海の生物〜
〜北の海の生物〜
人類はどのようにして日本列島へ渡来したのか?3万年以上前の大航海を再現実験したプロジェクトを紹介!
3万年前の航海 徹底再現プロジェクトで使用された丸木舟 (所蔵:東京都立大学)
海との共存、そして未来へ
人類は、これまで海から様々なめぐみを享受してきました。一方、近年では、人間活動に伴う環境変化が、海でもあらゆる形で顕在化しています。水産資源の枯渇、海洋酸性化、貧酸素化、そして海洋プラスチック汚染…。海で進行するこれらの変化を紹介するとともに、科学技術や我々一人一人の行動変容で、持続可能な形で海を活用していく取り組みについて紹介します。海のめぐみとともに生きてきた人類が、今後どのように海と関わっていけばいいのかを考えるきっかけとなることを期待します。
クジラの胃から発見された海洋プラスチック (写真:国立科学博物館)
海を利活用するだけでなく、海を保全する活動も世界各地に広がっている。
特別展「海 ―生命のみなもと―」
お得な前売券は
3/15(金)23:59までの販売!
【会場】
名古屋市科学館
理工館地下2階イベントホール

【会期】

3/16(土)~6/9(日)

【休館日】
毎週月曜日、4/19(金)、30(火)、5/7(火)、17(金)
※ただし、4/29(月)、5/6(月)は開館

【開館時間】
9:30~17:00
(最終入場は16:30まで)

【チケット料金】

<前売券>

一般 ¥1,600
高大生 ¥800
小中生 ¥300

<当日券>

一般 ¥1,800
高大生 ¥1,000
小中生 ¥500
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