能を知る会 9月 東京公演「皇帝」のチケット情報
能を知る会 9月 東京公演「皇帝」のチケット情報ページです。日程、会場情報や料金を確認し、チケットの簡単オンライン予約・購入ができます。
2026年9月23日(水・祝)、能を知る会東京公演(於:観世能楽堂)は、玄宗皇帝の守護神となった鍾馗大臣が威厳を示す稀曲、「皇帝」を上演致します。病に伏せる皇帝の愛妃・楊貴妃の病の原因を、五月人形で有名な守護神・鍾馗大臣が斬り伏せる、上演頻度の少ない名曲です。宮殿を表す一畳台や、病魔を映し出す鏡など、色々と大がかりな道具も見所のひとつです。
狂言は、野村萬斎師による、様々な夫婦の形のひとつを見せる名曲「箕被」を上演予定です。和歌によってこじれた仲が、和歌の功徳によりどうやってなおるのかをご覧下さい。
公演の最初には、国文学研究資料館名誉教授の小林健二氏よる能の解説が、その後に仕舞の形式で、能「皇帝」にゆかりのある「楊貴妃」、「鍾馗」も上演予定です。
また能には、前方2箇所に据え置いたスクリーンに現代語訳の字幕を映し出し、初めて能を見る方にも分かり易い公演となっております。
皇帝【こうてい/Koutei】
中国・唐の玄宗皇帝(ワキ)は、長らく病に伏せっている愛妃・楊貴妃(子方)の看病を続けていた。今日も玄宗が侍臣(ワキツレ)を引き連れて貴妃を見舞うも、病状はあまり思わしくなく玄宗は心を痛める。静まりかえった宮中、ふと気がつくとひとりの老人(前シテ)が欄干の下に佇んでいる。老人は、以前玄宗から恩を賜った御返しに、貴妃の病を治すことを誓う。そして、霊鏡“明王鏡”を貴妃の枕元に据え置くよう言い残すと、御階の傍らに姿を消す。〔中入〕
貴妃の病状は悪化していくばかりで、あまりの痛わしさに目も当てられないほど。玄宗は万事をなげうって愛を注ぐが、貴妃の儚い命の灯火は今にも消え失せる間際。ふと、玄宗は先刻の老人の言葉を思い出し、一縷の望みにかけて鏡を枕元に据える。すると突然、激しい風が吹き始め、空が暗くなる。そして、鏡の中に病気の原因であった一匹の鬼神(ツレ)の影がよぎる。間髪入れず、玄宗は剣を抜いて病鬼に走り寄って斬ろうとするも、通力によって玄宗を翻弄して再び姿を隠す。そのとき、突如として天を覆っていた雲が晴れ、大地は鳴動し、輝きだした宮殿内に鍾馗の神霊(後シテ)が現れる。鍾馗が鏡に向かうと病鬼の姿ははっきりと映し出され、ひと睨みすると通力も霧散する。病鬼は慌てて逃げ出すも、鍾馗に引きずり出されて切り捨てたれる。かくして、楊貴妃の病は癒え、鍾馗は宮廷の守護神となると誓い、威厳を示して消え去るのであった。
箕被【みかずき/Mikazuki】
連歌に没頭して家を顧みない夫は、連歌の会の主催の当番になった。妻にその用意を命じると、貧しさを理由に反対し、会を強行するなら離縁してほしいという。夫は離縁のしるしに妻の使い慣れた箕(ふるい)を渡す。程なく、それをかぶって出て行こうとする妻の後ろ姿に向かい、夫が和歌を詠みかけると・・・。
スマチケ
スマホから申し込むと「スマチケ」受取りが可能です。
この公演は「スマチケ」受取り可能です。
ご注意
- 公演内容は予告なく変更する場合があります。お申し込みの前にいま一度内容をご確認ください。
- 受付状況はリアルタイムに反映されない場合があります。
- 公演期間は最も早い日付と最も遅い日付を表示しています。期間内毎日公演があるという意味ではありません。