聴衆0の講演会のチケット情報

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ことしは図書館法施行から75年にあたる。国立国会図書館の初代副館長に任命された中井正一の同名エッセイに着想を得て、その波乱の半生を、強いきずなで結ばれた母千代、献身的に支えた妻ミチ、文化運動をともにした「荷車の歌」著者の山代巴との関わりのうちに劇化する。

あらすじ
1945年6月、元京都帝国大学哲学科講師の中井正一は、妻ミチと娘と故郷の尾道に疎開してきた。治安維持法によって転向を余儀なくされたが、予防拘禁を解かれたため京都から実家に身を寄せたのだ。尾道市立図書館長の職を得るが、戦中ゆえに閑職のようなものだった。戦争が終わり、治安維持法が廃止され自由になると、戦前の反省を踏まえ、ひとり文化運動に乗り出す。しかし、図書館主催の市民のための文化講演会を企画し熱演するが、初め20人ほどいた聴衆は、その難解さに回を重ねるごとに減り、ついには必ず聴きにきていた77歳の母千代ひとりだけになってしまう。中井は再び深い挫折感を味わう……。

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