<アーカイブ配信>2024茂山狂言会・秋のチケット情報

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<アーカイブ配信>2024茂山狂言会・秋

京都で400年以上に渡り狂言を継承している「茂山千五郎家」
「茂山狂言会」は、一門の活動の中で最も重要な自主公演として、春と秋の年2公演をしています。
一門総出演の狂言会でしか上演できない大曲や稀曲を披露する場として、毎年意欲的な演目の数々をご覧いただいております。

今回の茂山狂言会では、茂山宗彦の「木六駄」の開曲を中心に、千五郎世代の5人がそれぞれ難曲の初役に挑みます。
「鶏猫」は狂言には珍しくドラマチックな筋立てになっています。それ故に役者には技量が求められる演目です。この難曲に藤三郎と子供を茂・蓮の親子が、大名を千五郎が、それぞれ初役で挑みます。
「犬山伏」は大蔵流では廃曲の扱いになっていますが、千五郎家では時折上演しています。狂言には山伏が登場する演目は沢山ありますが、この演目では取り分け横柄な山伏を演じなくてはなりません。それが、物越しの柔らかい出家との対比となり笑いを誘います。この山伏を千之丞が初役で挑みます。
「木六駄」は太郎冠者がシテ(主人公)の演目の中でも最上位に位置する演目です。序盤の牛を追いながら雪の峠道を行く場面では、舞台には牛は登場しませんが、その牛を動きや目線、セリフで舞台に浮かび上がらせます。また、茶屋と酒宴の場面で舞う『鶉舞』は、酔って千鳥足になりながら舞いますが、これにも高度な技量が必要とされます。今回は宗彦がこの難曲に初めて挑み、相手の茶屋を逸平が初役で勤めます。

狂言「鶏猫」
 藤三郎・茂山茂 大名・茂山千五郎 子・茂山蓮 太郎冠者・茂山竜正 次郎冠者・茂山虎真 三郎冠者・茂山鳳仁

狂言「犬山伏」
 山伏・茂山千之丞 出家・茂山あきら 茶屋・茂山七五三 犬・井口竜也

狂言「木六駄」
 太郎冠者・茂山宗彦 主人・茂山慶和 茶屋・茂山逸平 伯父・網谷正美

公演詳細ページ
茂山千五郎家公式ホームページ

ご注意

  • 公演内容は予告なく変更する場合があります。お申し込みの前にいま一度内容をご確認ください。
  • 受付状況はリアルタイムに反映されない場合があります。
  • 公演期間は最も早い日付と最も遅い日付を表示しています。期間内毎日公演があるという意味ではありません。