能を知る会 横浜公演「紅葉狩」のチケット情報

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能を知る会 横浜公演「紅葉狩」

 2023年8月9日水曜日、県民のための能を知る会横浜公演は、初めての方でもお楽しみいただける鬼退治の代表曲「紅葉狩」を上演致します。前半は煌びやかな女性の舞、後半は鬼と武士の戦いと見所がたくさんの曲となっております。
狂言は野村萬斎師による、耳に残る軽快なリズムが楽しい「蝸牛」を上演致します。
 冒頭には古典芸能解説者の葛西聖司氏による、能のお話しも御座います。
 また能には、前方2箇所に据え置いたスクリーンに、現代語訳の字幕を映し出し、初めて能を見る方にも分かり易い公演となっております。

紅葉狩【もみじがり/Momijigari】
 ある山で、高貴な女性達(前シテ・前ツレ)が木陰に屏風を立て、紅葉狩の酒宴を開いていた。そこに、従者(ワキツレ)を引き連れて鹿狩にきた平維茂(ワキ)が通りかかる。維茂は興をそがないよう馬から降り、静かに立ち去ろうとする。しかし、女は維茂を引き留め、酒を勧める。維茂は美人の酌に時間も忘れて盃を重ね、やがて舞を見ている内に寝入ってしまう。女達は維茂が酔い伏したのを見届け、山中に姿を隠す。(中入)八幡大菩薩のお告げを受けて維茂が目を覚ますと、酒宴は跡形もなく、本性を現した鬼神(後シテ)が襲い掛かってくる。しかし維茂は全く動揺せず、八幡大菩薩を心に念じながら立ち向かう。加護の力により、維茂は遂には鬼神を討伐するのであった。


蝸牛【かぎゅう/Kagyu】
 山伏は早朝に旅立ったためか眠気に襲われ、手頃な竹藪に入って寝入ってしまった。
一方とある主人は、祖父のために長命の秘薬の材料となる蝸牛を、太郎冠者に取ってこさせることにする。蝸牛の姿形を知らない冠者は、「竹藪に必ずいるもの。」「腰に貝を付けている。」、などの断片的な情報だけで探しに出る。冠者が竹藪に入ると、主から聞いた特徴を全て揃えているものがいたため、間違い無く蝸牛だと判断する。喜んだ冠者は“蝸牛”もとい、山伏に話しかけて家に来るよう頼み込む。勘違いをした冠者をからかおうと山伏は・・・。

スマチケ

スマホから申し込むと「スマチケ」受取りが可能です。

この公演は「スマチケ」受取り可能です。

ご注意

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