県民のための能を知る会 5月 鎌倉公演 朝の部「土車」のチケット情報
県民のための能を知る会 5月 鎌倉公演 朝の部「土車」のチケット情報ページです。日程、会場情報や料金を確認し、チケットの簡単オンライン予約・購入ができます。
2023年5月11日木曜日、県民のための能を知る会鎌倉公演朝の部は、能の中でも数少ない男物狂の稀曲、「土車」を上演致します。妻の死に打ちひしがれ出奔した父を捜し求める子と、その従者が善光寺にて再会を果たす曲です。善光寺への道中に、“土車”という子供を乗せて移動する作物を用いるのが特徴となっております。
狂言は、野村萬斎師による名曲「咲華」を上演致します。
冒頭には中森貫太による解説、能には現代語訳をした字幕を場内モニターに映し、初心者の方でも楽しめる公演となっております。
土車【つちぐるま/Tsuchiguruma】
妻と死に別れた深草少将(ワキ)は、悲しみに打ちひしがれたあげく、我が子を捨てて出家して行方をくらませた。家人の小次郎(シテ)は物狂いに身をやつし、少将の子(子方)を土車に乗せて連れて少将を訪ね歩く。手がかりを見つけ、少将のいる善光寺にやって来る。人を集めてさらに行方を尋ねようと、小次郎は門前にて物狂の舞を舞う。たまたま居合わせた主君である少将は名乗ろうとするが、ここが三界の絆の切り所だと通り過ぎてしまう。やがて小次郎と子は、巡り会えないことに悲嘆し、身を投げようと川縁へ近づいていく。思い直して引き返してきた深草少将は、慌ててふたりを押し止める。斯くして、主君と親子は再会を果たすのであった。
咲華【さっか/Sakka】
連歌の当番になった主人は、伯父から指導を受ける為、太郎冠者を都へ呼びに行かせる。住まいも人相も聞かずに出てきた冠者は、伯父だと名乗る男を連れ帰る。男を見た主人は驚き、男が「みごひのさっか」というすっぱだと教える。事を荒立てずに帰ってもらう為、主人は冠者に男を接待するように言う。冠者は接待を始めるが粗相ばかりする。見かねた主人が自分の真似をするよう言うと…。
スマチケ
スマホから申し込むと「スマチケ」受取りが可能です。
この公演は「スマチケ」受取り可能です。
ご注意
- 公演内容は予告なく変更する場合があります。お申し込みの前にいま一度内容をご確認ください。
- 受付状況はリアルタイムに反映されない場合があります。
- 公演期間は最も早い日付と最も遅い日付を表示しています。期間内毎日公演があるという意味ではありません。