夢枕 企画コンサート 『色を塗られた鳥、時空を舞う』のチケット情報
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日本、アジア、ユーラシアの伝統楽器と洋楽器、
Ayuoの歌で創造する室内楽アンサンブル
こんなに優しくそして論理的なのに、どうしてこんなに淋しいのだろう。
Ayuoさんの世界と他者の世界のずれ、それはきっとはかりしれないくらい切ないものなのだろう。
しかし、その空間ではじめて彼の心と音楽は美しく飛び回り、遊ぶのだ。
よしもとばなな(小説家)
タイトルの「色を塗られた鳥」という言葉は、差別の象徴である。人間に捕らえられ飼われていた鳥が、色を塗られて放たれる。その鳥は自分の種のもとに戻ろうとするが、かつて仲間であった鳥たちは異質の鳥が来たと思い込み殺してしまう。人間の世界もおなじ。別の国の人に育てられ、周辺の人と異質の感覚や外見を持つ人は、偏見を持たれ差別される。
組曲『色を塗られた鳥、時空を舞う』は、ホロコーストを逃れた作家イエジー・コシンスキーの半自伝的小説『異端の鳥』(The Painted Bird)にAyuoがインスパイアされた。第二次世界大戦のさなかから始まる。“インタースラーヴィク”という人工的な言葉で登場人物が会話。両親とはぐれた、民族、身元不明の少年が戦乱のさなかで、様々な差別や迫害に抗い彷徨いながら、自分がなぜ差別されていたかを理解していく。
中世、第二次世界大戦中と現代が交差する物語で、民族や人種を区別する観念への理解をまだ得ぬ無垢な子供の心から感じる人種差別や、民族、文化の違いによる差別。これは、世界中、いつ、どこの国、民族でも起こり得ることとして、今回作品を創作。現代音楽、クラシックの演奏やPOPS、邦楽等の第一線で活躍する演奏者による初演、無二のアンサンブルにご期待ください。
Ayuo (高橋鮎生): 歌、ギター、ブズーキ、作詞・作曲
自分の思想を言葉や詩にして、台本を書き、それを歌、朗読、楽器演奏と動きで演奏するパフォーマー。神話、昔話から近年の文学まで題材に作品を創作。NYで育ち、1960年代後半のアメリカの実験音楽、文学、アートに影響を受ける。18枚のソロ・アルバムを日米のレーベルで発表。坂本龍一、ジョン・ゾーン他、多くのアーティストと共演。中世の吟遊詩人の音楽から強い影響を受け、古代音楽にみられる世界の繋がりを独自のサウンドで創作。
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