銕仙会のチケット情報

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銕仙会

古典のその先へ。目指すのは、いまの時代に生きる能。

能はいま、現代舞台芸術としてのあり方を模索しています。中世から続く能のテーマは「人間の生と死」。それに匹敵する現代のテーマは「平和と差別」を問うことと言ってよいかもしれません。諍いで傷ついた心と体を癒す「永遠に乾きを覚えない水」はどこにあるのでしょう。古典的な能の様式が、舞台上に、過去・現在・未来の交差点を描きます。

新作能「長崎の聖母」は演能団体銕仙会による新作能二作品連続上演のうちの作品の一つです。物語は長崎・浦上が舞台。津和野からの巡礼者が真夏の陽の下、浦上天主堂を訪れ、一人涙する老女に出会います(津和野は明治初年の厳しいキリシタン弾圧「浦上四番崩れ」によって浦上から多くの信者たちが流され拷問にかけられた土地の一つ)。老女は1945年8月9日に火の海となった浦上での被爆の有様を語り夕闇に消えていきます。巡礼者が天主堂の修道僧とともに祈っていると、聖歌が響く中、青いベールの女が現れるます。その姿は被爆者の霊か聖母か。女は聖母マリアの慈悲を伝えるために現れたと言い、長崎の復活、世界平和と魂の救済を祈り舞を舞います。

この作品は、原爆の能をという長崎市民の求めに応じて創作され、2005年浦上天主堂で初演されました。科学と世界諸問題に関するパグウォッシュ会議長崎や、核拡散防止条約検討会議開催中のニューヨーク、そしてウイーン・パリ・ワルシャワなどでも上演。曲中の聖歌は毎回現地の合唱隊が歌いますが、今回はメゾソプラノ歌手の波多野睦美が出演します。また、演出協力に劇作家・演出家の佐藤信を、映像には飯名尚人を迎えて、座・高円寺という現代演劇の劇場空間を存分に生かした新しい能の演出をお見せします。

銕仙会 新作能「長崎の聖母」「ヤコブの井戸」

ご注意

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