能を知る会東京公演「現在七面」のチケット情報

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能を知る会東京公演「現在七面」

令和3年9月の能を知る会東京公演は、能では数少ない日蓮宗の曲「現在七面」を上演致します。古、能楽の支援者であった武士達に信奉者が少なかったため、能楽には日蓮宗の曲が片手で数えられる程しか御座いません。この度は、日蓮聖人降誕800年の年に当たります故、日蓮聖人の登場する曲を上演致します。法華経の聖地、七面山に伝わる伝説を題材に、女人成仏を取り扱った奥深い曲となっております。特筆すべき点は、後場のシテが能面を重ねて二つ身につける演出がある事です。装束の早き替えも見どころとなっております。
 狂言は野村萬斎師による、様々な芸の見られる名曲「簸屑」を勤めて頂きます。
 解説には日蓮宗総本山、身延山久遠寺の長谷川寛清様をお招きして、日蓮聖人に関するお話しをして頂きます。
 能にはわかりやすい字幕解説を備え付けのスクリーンに映し出し、初心者でも楽しめる公演となっております。

現在七面【げんざいしちめん/Genzaishichimen】
 日蓮上人(ワキ)は甲斐国身延山に籠もり、法華経を読誦して礼讃に励んでいた。近頃毎日、上人のもとを訪ねて仏に花水を捧げる女(前シテ)がいる。ある日、上人が女に身分を尋ねるも、このあたりに住む者と答えるのみである。また、女は結縁の為に歩みを運ぶのだと言い、上人に女人が成仏するいわれを望む。上人は問われるまま、外面如菩薩内心如夜叉【げめんにょぼさつないしんにょやしゃ】の言葉を引き、事細かに女人の罪業を説き聞かせる。さらに法華経の功徳を述べ、龍女成仏の奇特を語ると、女は喜び、自分も三熱の苦しみを免れると言う。上人が素性を尋ねると、女は七面の池に住む蛇身だと明かし、報謝の為に再来すると言い残し、轟く雷雨の中に消え失せる。(中入)上人が読誦を続けていると、大蛇(後シテ)が現れ慚愧懴悔の様子を示す。さらなる読誦と上人の法力により、蛇身はたちまち女人となり、報謝の神楽を舞う。そして、龍女はこの山の守護神となって七福即生【しちふくそくしょう】の願いを満たす事を約束し、空の彼方に姿を消すのであった。

簸屑【ひくず/Hikuzu】
 宇治橋の供養で人々に薄茶を振る舞うため、主人は太郎冠者に茶の簸屑(箕【み/ザルのような物】でふるって残った屑)を挽くよう命じる。
太郎冠者は何かと理由を付けて次郎冠者に押しつけようとするも、朝は腰が痛いからとお使いを次郎冠者に押しつけたことを持ち出され、主人から厳命される。
嫌々ながらも太郎冠者は石臼で茶を挽くが、どうにも眠い。そこへ次郎冠者が使いから帰ってきて、眠気覚ましに色々と相手をする。しかしやがて、太郎冠者は寝入ってしまう。
そこで次郎冠者はいたずら心から、太郎冠者に鬼の面をかぶせるが…。
※慎莫【しんまく】:まじめで控えめなこと。実直・律儀。

現在七面

スマチケ

スマホから申し込むと「スマチケ」受取りが可能です。

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