能を知る会東京公演「道成寺」のチケット情報

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能を知る会東京公演「道成寺」

2021年6月20日「能を知る会東京公演」は、若手能楽師の登竜門とも言われます大曲「道成寺【どうじょうじ】」を上演致します。大がかりな“鐘”の作り物、本曲独特の“乱拍子”に“急之舞”だけでなく、謡いや型に事細やかな“口伝”が存在し、秘曲の一端に触れる入口とも言える曲です。歌舞伎や文楽、現代演劇にも少なくない影響を与えている秘曲をどうぞご覧下さい。
狂言は酒を飲みたくて飲みたくてしようのない太郎冠者・次郎冠者と絶対に飲ませたくない主人との攻防を描いた名曲「樋の酒【ひのさけ】」を、野村萬斎師にお勤め頂きます。
最初の解説は、古典芸能解説者の葛西聖司氏をお招きし、道成寺についてのお話しをして頂きます。
能には現代語訳をした字幕を椅子背もたれの常設モニターに写し出し、わかりやすく解説致します。

能:道成寺【どうじょうじ/Doujouji】
紀伊国道成寺は白鳳の昔に創建された古刹であるが、とある事情から釣鐘が失われたままとなっていた。この度、数百年振りに鐘が新造されることとなった。法要の開始を待つ住職は寺男を呼びつけ、女人禁制を守るよう言い渡す。そこへ、紀伊国に住むという男装の“白拍子”と名乗る女は現れた。女は寺へ入り込もうとするが、寺男に止められ追い返されそうになる。そこで女は法会の余興に舞を舞うと提案し、住職の真意を知らない寺男は折れて境内に入れてしまう。渡された烏帽子を身につけ、準備を整えた女は鐘を見つめて決心をかためた後、妖艶な足捌き(乱拍子)を見せる。足捌きの芸が最高潮に達したその時、女は周囲を焼き尽くす如き業火の炎のようなほとばしる力を漲らせた舞を舞う。やがて夜が更け、人々が寝静まった後、女は鐘を恨めしげに見つめると鐘を掴んで引き落とし、その中へと吸い込まれるように姿を消す。
凄まじい地響きに肝を消した寺男達は、鐘が落ちたのを見つけ、住職へと事の顛末を伝える。報告を受けた住職は女人禁制を厳命した真意を教えるため、昔語りする。
語り終えた後、住職達は未だに残る女の執心を晴らし、調伏するため祈祷を始める。けたたましい音が鳴り響いた後、鐘は上がり中から蛇體が現れる。一進一退の攻防の末、蛇體は僧達の龍王への祈りに追い詰められ、日高川へと身を投げる。かくして道成寺には再び平和な日々が戻るのであった。

狂言:樋の酒【ひのさけ/Hinosake】
用事で外出する前に主人は、酒飲みの太郎冠者を米蔵、下戸の次郎冠者を酒蔵の番を言いつける。そのうちに次郎冠者が酒を飲み始め、それを知って羨ましがる太郎冠者は自分にも飲ませろと言う。酒を米蔵の太郎冠者の口にいれるため、酒蔵にいる次郎冠者は珍妙な方法を思いつき二人は酒盛りを始める。やがて主人が戻ってくると…。

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