墨は流すもの ―丸木位里の宇宙―のチケット情報

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過去最大の丸木位里展、いよいよ始まる!

 「原爆の図」の作者として広く知られてきた丸木位里(1901-1995)。妻・丸木俊(赤松俊子)との共同制作である同シリーズは、昭和20(1945)年8月6日の広島への原爆投下の後、現地に赴いてその惨状をまのあたりにした体験をもとに描かれた被爆者の群像です。しかし、位里の画家としての全体像を「原爆の図」だけでとらえることはできません。特筆すべきなのは、昭和10年代に始まる幅広い前衛的な表現の追求、とりわけ水墨を用いた実験的な創作とその成果と言えるでしょう。
 昭和13(1938)年、画家仲間の岩田英遠や船田玉樹らによって歴程美術協会が結成されました。この会に位里は第1回展から参画し、シュルレアリスムや抽象表現などを大胆にの取り入れた作品を数多く発表していきました。水墨による濃淡やにじみが独特の沈潜した雰囲気を醸し出す位里のスケールの大きな作風は、戦後も「原爆の図」や「沖縄戦の図」、国内外の雄大な風景を描いた作品などに展開されていきました。
 大正9(1920)年、位里は「丸木月吼」という雅号で第5回広島県美術展に出品したことが知られています。記録として残る最初の公募展への挑戦からちょうど100年となる2020年は、位里の没後25年にもあたります。この節目の年に、これまでの丸木位里に関する先行研究を土台とし、新知見を加えながら、その画業の全貌を紹介する過去最大の回顧展を開催します。
 本展覧会では、埼玉県東松山市の「原爆の図 丸木美術館」にご協力いただきながら、戦後の代表作である「原爆の図」シリーズのほか、位里の初期から晩年までの代表作を含む約100点を一堂に展示します。「墨は流すもの」と語り、水墨表現の可能性を追求し続けた丸木位里の「宇宙」をどうぞご覧ください。

ご注意

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