佐藤豊彦バロックリュートリサイタル 「いき」フェルメール時代ののチケット情報

佐藤豊彦バロックリュートリサイタル 「いき」フェルメール時代ののチケット情報ページです。日程、会場情報や料金を確認し、チケットの簡単オンライン予約・購入ができます。

世界的リュート奏者:佐藤豊彦氏のバロックリュートリサイタルです。最新のソロCD「いき」Ikiのプログラムになります。レコード芸術でも特選盤に選ばれています。400年前のオリジナルリュート「グライフ」が生で聴ける唯一の機会です。近江楽堂は広さ、響きはリュートにぴったりの会場です。本物持つ極上なひと時を体験できます。演奏の合間の佐藤氏のお話は、その当時の様子をまるで見てきたかのように語られ、毎回好評です。演奏の内容について語る佐藤氏自身の紹介文もご覧ください。

「いき」 フェルメール時代のリュート音楽 (佐藤豊彦) 数年前にオランダ唯一の歴史的バロックリュート奏者ヨハネス・フレズノーの作品が見つかり、一昨年私はそれをCDに録音し、昨年11月に発売されました。彼の作品が録音されたのはこのCDが初めてです。フレズノーは1616年か17年にフランスで生まれ、オランダに移住して活躍し、1696年以前にオランダの大学町ライデンで亡くなっています。1632年にオランダのデルフトに生まれて1675年に亡くなったフェルメールに「窓辺でリュートを弾く女」と言う絵があります。この絵のリュートが11コースのいわゆるフランス式バロックリュートと呼ばれるもので、この女性はフレズノーの曲を弾いていると思われます。CDにはフレズノーの他に同時代のフランスのリュート奏者である老ゴーティエ、デュフォーとムートンの作品も収録されています。タイトルは「IKI=Brise」です。Briseは直訳すれば風(靡き)ですが、ここでの意味はむしろ禅の自然(じねん)共通すると思います。つまり右から風が吹けば私は左に靡き、左から吹けば右に靡く。どこにも居ないけれどどこにでも居る。これは「いき」にも共通します。 「いき」は江戸時代(1603年以降)に生まれた美的感覚です。究極は歌麿の絵にみられるもので、ヨーロッパのバロック期に於けるルーベンスなどの描くグラマーな女性の肉体美とは正反対にほっそりとしたしなやかな女性の美しさを表現したものです。音楽の主流も17世紀には大掛かりになり、派手でスピード感やボリューム感も増えてきますが、リュートはむしろ逆の方向へ進んで行きます。日本の茶室文化にも似ています。その意味ではほとんど小さな絵しか描かなかったフェルメールとも共通していると言えるのではないでしょうか。
 

ご注意

  • 公演内容は予告なく変更する場合があります。お申し込みの前にいま一度内容をご確認ください。
  • 受付状況はリアルタイムに反映されない場合があります。
  • 公演期間は最も早い日付と最も遅い日付を表示しています。期間内毎日公演があるという意味ではありません。