東京バレエ団のチケット情報

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東京バレエ団
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かぐや姫はなぜ月に還ってしまうのか...? 人間とは、私たちが生きる世界とは何かという究極の問いを込めた金森穣の野心的グランド・バレエ、クライマックス!

東京バレエ団が、日本を代表する振付家、金森穣に委嘱して挑んだ全幕バレエ「かぐや姫」。
2021年春から始まったクリエーションは、同年秋の第1幕、今年4月の第2幕初演と続き、2年7か月越しのプロジェクトがいよいよこの秋、第3幕を加えた全幕バレエとして完成の時を迎える。
日本最古の物語文学「かぐや姫」(竹取物語)をもとに、金森は独自の物語バレエを構想。自らの創作活動を通じて得た舞踊の方法論とバレエの伝統的なスタイルを融合させながら、クロード・ドビュッシーの楽曲と日本の伝承文学の世界をみごとに重ねた、新しい物語バレエを誕生させた。
物語は海や竹に変幻自在に変化していく“緑の精”たちの群舞が神秘的な世界観を提示するプロローグに始まり、第1幕では貧しい竹取の翁に見出されたかぐや姫が、里でのびやかに育ち、道児と心を寄せ合うも宮廷へ連れていかれるまでを、第2幕ではかぐや姫によって冷たい宮廷世界にさまざまな波紋が投げかけられ、やがてかぐや姫の孤独が帝とその正室の影姫と同調してゆくさまが描かれた。美術と衣裳は、第1幕の“昔話”を匂わせる具象的なものから、第2幕では抽象的で無時代なものへと刷新され、舞踊と音楽の力を最大限に発揮させた。
そして今回加わる第3幕では、宮廷と村を舞台に、これまでよりもさらにスケールアップした場面が展開し、物語はいっきにカタストロフへとなだれ込む。かぐや姫は何者で、なぜ月に還るのか──。地上に残された者たちの救いは?「人間とは何か」という問いを残す壮大な結末に、どうぞご期待ください。

ご注意

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