イープラス独占! 最速先行決定!!1996年にブロードウェイにセンセーションを巻き起こしてから10年。あの“伝説のミュージカル”が今秋、舞台でやってくる!

INFORMATION

[公演日・会場]
2006年11月16日(木)〜25日(土)
東京厚生年金会館 大ホール

2006年12月1日(金)2日(土)
ウェルシティ大阪厚生年金会館大ホール

[発売日程]
7/6(木)12:00〜7/19(水)18:00 (大阪)
7/29(土)10:00(大阪)
[発売中](東京)

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等身大の物語と美しい楽曲がもたらす感動

 1996年の伝説的初演から丸十年、映画と舞台、2つの『RENT』が日本にやって来る! プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をベースに、貧困、病、さまざまな困難と直面しつつも、愛と友情と夢に支えられて生きるニューヨークの若者たちの姿を、美しい楽曲にのせてヴィヴィッドに描いたこのロック・ミュージカルは、オフ・ブロードウェイでの上演開始から3ヵ月足らずでブロードウェイへ進出。観客の圧倒的な支持を受け、トニー賞、オビー賞だけでなく、ミュージカル作品としては異例のピュリッツァー賞にも輝いた。今なお世界中で愛され続けている『RENT』が、誕生10周年を迎えた今年、再び日本に感動の嵐をもたらす!

 「RENT(家賃)なんて払えない!」、そんな叫びで幕を開けるこの物語は、80年代末、ニューヨークはイースト・ヴィレッジに生きる“ボヘミアン”の若者たちの姿をありのままに描き出してゆく。家賃も払えないほどの貧困の中で何とか創作活動を続けようとあがく映像作家志望の青年。ミュージシャンとして活躍していた彼のルームメイトは、恋人がエイズを苦に自殺して以来、人との関わりを絶って生きている。二人を取り巻く友人たちも、彼ら同様、貧困や病がもたらす死への恐怖との戦いの中にある。ときに手痛い挫折と深い悲しみを経験しながらも、それでもなお、愛と友情に希望を見出し、夢を失わずに生きることを選ぶ彼らの等身大の姿は、観る者の共感を誘ってやまない。

  その共感を感動へと導くのが、ロックをベースに、バラード、R&B、ゴスペル、タンゴと、次々に展開されてゆくバリエーション豊かな楽曲の数々だ。あまりに有名な「シーズンズ・オブ・ラヴ」をはじめとして、真実を伝えるメロディと歌詞だけに許された美しさが、すべてのナンバーに満ちあふれている。

映画版、舞台版、それぞれの醍醐味

 4月29日より公開中の映画版は、1996年のブロードウェイ初演時のメイン・キャストの多くを揃え、『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバスが監督を手がけたもの。イブの夜に電気も暖房も止められ、主人公たちが暮らすイースト・ヴィレッジを抗議の炎が彩るオープニング、大スペクタクルとなった幻想のタンゴ・シーン、そして、HIVに感染した登場人物が一人ひとり画面から静かに姿を消してゆく場面など、このメディアでしかありえなかった手法を駆使した形で、『RENT』の世界は永遠に映像として残されることとなった。物語とキャラクター、そして、作品の根底に流れる想いを知り尽くしたキャストたちによるパワフルなパフォーマンスが、スクリーンから雄弁に語りかけてくる。

 そして、映画版にふれるとやはり、舞台版も観たくなるというもの。先日都内で行なわれた女子高生対象の試写会でも、終演後、若い世代が率直に示す熱い感動に、作品のもつポテンシャルの強さを改めて思わずにはいられなかったが、彼女たちが興奮のうちに、「舞台も絶対観に行こうね!」と語り合っていたのが印象的だった。

 映画では残念なことに割愛されてしまったナンバーやジョークなど、舞台版ならではの楽しみがあるのはもちろんだが、『RENT』のような強いメッセージ性をたたえた作品の場合、生身の人間が自らの肉体に想いをこめて、歌い、踊り、演じる姿そのものが、やみつきになるような感動を与えてくれる。これまで、日本人キャストによる公演、そして来日公演が2度ずつ行なわれ、数多くの『RENT』ファンを生んできたのも、ライヴならではの迫力が与えるその醍醐味ゆえだろう。タイミングよく、今年の11月に舞台版が3年ぶりに来日することが決定。2006年の日本では、映画版と舞台版、それぞれの『RENT』が伝える感動を、リアルタイムで見比べられることとなる。

作品にこめられた確かな想い

 個人的にも、『RENT』の舞台を初めて観た日のことは忘れられない。「過去でも未来でもなく、ただ、今この瞬間を真摯に生きたい」という魂の叫びを、そのままメロディにしたかのようなナンバーの数々に、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けた。「今、この時代に生きているとは、まさにこういうことなのだ」と思った。その衝撃が与えてくれたもの――大げさでなく、それは、生きる上での基本姿勢と言っていいかもしれない――は、年月が流れても、決して変わることなく心にある。
  舞台であれ映画であれ、『RENT』にこめられた真実はいつでも、人の心を動かさずにはおかない。時代の息吹を鋭く切り取りながらも、愛、哀しみ、喜び、いつの世も変わらず人間と共にある普遍的な感情が、確かな、そしてこの上なく温かい眼差しによって描き出されているからだ。『RENT』が今なおブロードウェイでロングランを続け、世界各国で上演され、こうして映画ともなった理由は、そこにある。人々の心をとらえてやまないその真実を、映画と舞台、2つの『RENT』で体感してほしい。

取材・文/藤本真由

STORY ストーリー

 若いアーティスト、学生らが多く住むニューヨーク、イースト・ヴィレッジ。荒廃したビルのロフトに住むロジャーはソング・ライターを、マークはビデオ・アーティストを目指しているが、共に貧しくて家賃(レント)も払えず、過ごしている。
  ロジャーのガールフレンドはエイズ感染を知り自殺。ロジャー自身もHIVポジティブで閉じこもったきり歌1曲も書けずに悶々とした日々を送っている。楽天的なマークも、パフォーミング・アーティストのガールフレンド、モーリーンがレズビアンとなり、捨てられる。階下に住むSMクラブダンサー、ミミは麻薬中毒でかつHIVポジティブ。ロジャーとめぐり合い、彼を励まし愛し合うようになるが、麻薬から足が洗えず結局ケンカ別れする。ハイテクを駆使する哲学者コリンズは、ドラッグクイーン(女装ゲイ)のエンジェルと恋仲。2人ともHIVポジティブ。やがてエンジェルはエイズで死んでいく。
  数ヶ月間、行方知れずになっていたミミは道で倒れているのをモーリーンに見つけられ、ロフトに担ぎ込まれる。だが既に手遅れの状態だったのだが……。


<映画版『RENT』>情報

2006年4月29日(土)〜
Bunkamura ル・シネマ、東劇ほか全国順次ロードショー
Bunkamura ル・シネマ
映画版『RENT』のオフィシャルサイト

配給:ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
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