伝説のミュージカルが帰ってくる!木の実ナナ×池畑慎之介×大和田美帆インタビュー&動画コメント到着!!

INFORMATION

[公演日・会場]
2007年 3月 3日(土)〜29日(水)
新橋演舞場

[発売日程]:プレオーダー、:一般発売
1/24(水)10:00



木の実ナナ×池畑慎之介×大和田美帆さんから動画メッセージが届きました!

 

動画を見る

池畑慎之介さんから動画メッセージが届きました。



大和田美帆さんから動画メッセージが届きました。



動画を見る 動画を見る

e+special interview 木の実ナナ×池畑慎之介×大和田美帆

 日本を代表するミュージカル女優の一人、木の実ナナのライフワークというべき舞台『阿OKUNI国』。歌舞伎の始祖と言われる“出雲阿国”のドラマティックな半生を描く、和洋折衷ミュージカルだ。1990年に初演されてから17年、今回が6演目の再演。今回は初めての新橋演舞場進出、そしてまさに作品の舞台となる四条河原がすぐ横に広がる京都・南座での3回目の上演となる。阿国の相手役・猪熊少将には、抜群のハマリ役と呼び声の高いピーターこと池畑慎之介が、そして阿国のライバルで二代目阿国となるお丹役には今回、オーディションで3000人以上の応募者の中から選ばれた大和田美帆が扮する。彼ら3人に、それぞれの『阿OKUNI国』への思い入れを語ってもらった。

日本の“元祖ショーガール”、阿国の生涯を描く、生命力あふれるミュージカルが再び!

――木の実ナナさんは、阿国の生まれ変わりだとご自分でおっしゃっていますが。

木の実 ふふふ、自分で勝手に言っているだけなんですけどね。

池畑 いや、私もそう思いますよ!

――そう思われたのは、このお芝居に関わられる前からなんですか?

木の実 ええ、ずっと前からですね。

池畑 へぇ、そうなんですか!

木の実 阿国さんのことが大好きで、いつかやりたいって思っていたの。あまりそういうふうに、何の役をやりたいとか、思わないほうなんですけど。阿国をやらせてもらえることになる、10年くらい前からそう思っていましたね。

――そんなに前から!

木の実 ええ。なぜか、阿国さんのことがずっとひっかかっていたんです。それで、阿国さんがらみの舞台は必ず観に行っていたんですが、でもいつも静かな阿国さん像だったので、自分なりの阿国さん像をやってみたいなーって思っていて。

池畑 他の舞台では、高尚な人物のようにつくってしまっていたんですね。

木の実 原作の違いもあるんでしょうけど。阿国さんって、世の中で一番悲しいさびしい人たちに勇気を与えたり元気を与えたりした人じゃない? それを静かにやっても伝わらないんじゃないかなーって思ってしまって。自分で想像するのは勝手じゃないですか。だから、自分ではずーっとそこにこだわっていたんです。

――その思い入れのある役を演じられるのも、今回が6回目となります。池畑慎之介さんはそのほとんどに出演されていますね。

池畑 1回だけ、体の具合が悪くてお休みしているので、皆勤賞ではないんですよ。

木の実 そうなのよね。

池畑 そのとき初めて、私がずっとやってきた猪熊少将役を別の人が演じているのを観に行ったんです。そうしたら、すごく切なくなっちゃって。それからは、この役は一生やりたいって思うようになりましたね。

木の実 あのとき見たピーターさんの顔は私、一生忘れないです。こんなさびしい顔されるんだーって思ったら、もう言葉もなくてね。

池畑 しかも、阿国さんゆかりの場所でもある、京都の南座で初めてやるときだったし。でも、逆にそのことがパワーになった気がします。

木の実 帰ってきたピーちゃんの猪熊少将の姿を見たとき、私もそれをすごく感じましたね。私は私で毎回、「また『阿国』をやるよ」って聞くたびに「あ、また違う阿国を観てもらおう!」って思って、お話をいただいた瞬間からもうカラダが動き始めている感じなんですよ、なんかバカみたいなんだけど(笑)。

池畑 役者ってそういう話をいただくと、演出家はもちろん別にいるんだけど、自分のなかで役をふくらませて、想像して、期待感と不安といろんなことがない交ぜになって、高揚してくるものですよね。

木の実 特に、阿国さんの場合は、この人がいなかったら日本の芸能で、女性が舞台に立てることがありえなかったかもしれないという、そういう人を演じるわけですから。ホント、それこそ日本最初のショーガールなんですよね。またあれができるんだーって思うと、いつもうれしくなっちゃうの(笑)。この作品って、貝柱みたいに、噛めば噛むほど味が出てくるみたい。

池畑 本当に深い作品ですよね。小難しいことを言っているわけじゃなく、人間の基本的な、生きる力、エネルギーそのもの、みたいな舞台なんだけど。観ているお客様も自分に置き換えたりしながら感情移入できて、総立ちしてみんなで一緒に走りたくなる。本当に客席と舞台がひとつになれる、稀有な芝居です。日本に少ないですよ、ここまでの舞台は。

中毒者続出! いつでも旬のお祭り舞台、ぜひとも参加する気分で劇場へ!

――そして、阿国のライバル役、お丹を今回から演じることになった大和田美帆さん。オーディションで受かったときは、どういう想いがありましたか?

大和田 実は、最終審査の結果が出る直前、カメラの方がみなさん一斉に別の方を撮っていたんです。

木の実 アハハ、そうだったの?

池畑 じゃ、その子に決まったんだって思うよね。

大和田 ええ、それで「なーんだ」って、そこで一気に素に戻ってしまって。「残念だったなあ、でも本番は観に行こう!」とか思っていたんです。

木の実 アハハハ!

大和田 だからその後「大和田美帆さんになりました」ってサラッと発表されたときは、ちゃんと耳に入っていなくて気づかなかったんですけど、隣の方が見ているから、「あれ、私?」って。

池畑 他人事だと思っちゃったんだね。

大和田 ハイ。そのあとも腰抜かしちゃって、ヘナヘナ〜って(笑)。床に座り込んで、みなさんに「よろしくお願いします」って、手をついたままご挨拶したんですよ(笑)。

木の実 フフフ! あのときの美帆ちゃん、かわいかったわよ(笑)。

――合格後、改めて『阿国』のビデオを観たそうですが、どんな感想を抱かれました?

大和田 すごく興奮しました。みんなで踊るシーンの熱気みたいなものが、テレビの画面からも伝わってきて。それでうれしくなって、ますます楽しみになってしまって。

――自分がそこに出られるなんて、と。

大和田 信じられませんでした。

池畑 お丹が歌いながら出てきて、初代阿国が見ている前でデビューする。あそこ、すごくいいシーンだよね。

大和田 ソロで歌うシーンがあるとは聞いていたんですが、まさかああいう風に出演者のみなさんの前で歌うとは思っていなくって。

池畑 全員が観ている前で、歌うのよね。

木の実 ソッポ向いているのは、私だけなんだもの(笑)。あとは全員、観ているの。

大和田 つまりその分、ものすごく魅力的じゃなければいけないわけで。「こんな素敵な人が出てきた!」って思われなきゃいけない。もう、本当にプレッシャーです!

――何度も再演されるカンパニーに、新しく入られるわけなので、先輩お二人から、ここでエールをいただきたいのですが。

大和田 あ、ぜひ聞きたいです!(笑)

池畑 いやあ、もう、オジさん、オバさんたちは手を広げて待っていますから、飛び込んできてくださいって感じよね。とてもあったかいカンパニーだから、大丈夫ですよ。

木の実 それに、お丹って、とってもおもしろい役だし。最初は田舎モノだったのに! っていうギャップがね。それが二幕になると。

池畑 だんだん綺麗になっていって。

木の実 もう、全員が応援していますから。それに、舞台に立ったときはもう、同じ立場なんだしね。

池畑 そうよ。先輩後輩、関係ないから。

木の実 胸を借りるとかじゃなく、逆にこっちのほうが借りるよ、きっと!

池畑 ホントホント。若さにおんぶしたくなるとき、あるから。

木の実 そうそう、「美帆チャン、おんぶ!」って(笑)。だからいっぱい、一緒にお稽古しましょうね! 

大和田 ハイ!

――では最後に、お客様へお誘いの言葉を一言ずついただきたいのですが。

池畑 本当に、中毒になるような魅力のある芝居なんですよ。一度観たら17年にわたって毎回観てるという方もいらっしゃいますし。

木の実 それにね、このお芝居っていつでも、そのときが旬なんですよ。

池畑 そう、古くならないの。

木の実 これがまた不思議な魅力なんです。だから、何回観てくださっても楽しめますし。びっくりしちゃうくらいに、みなさん元気になれちゃうから。だから、みんな観に来てよね!(笑) ぜひ一緒に楽しみましょう、参加する気分で巻き込まれにきてください!

大和田 すでに中毒になっている方が日本全国にいらっしゃると思いますけど、まだ観たことのない方や、ミュージカルやお芝居自体を見慣れていないような方にもぜひ来ていただきたいですね。新生お丹も、この機会にぜひ、大勢の方に観ていただきたいです!

木の実 それは、私も早く観たいわ〜!

池畑 私も!!

大和田 がんばります!(笑)

 

木の実ナナ profile

 1962年、『ホイ・ホイ・ミュージック・スクール』の司会でデビュー。1972年には、舞台『アプローズ』で本格的にミュージカルへの道を歩み出す。数多くの話題の舞台に次々と出演するが、中でも1974年から15年、計547ステージを記録した『ショーガール』では、芸術選奨大衆部門新人賞・ゴールデンアロー賞演劇部門新人賞、同大賞を受賞する。また、テレビ、映画と幅広く活躍し、日本のショービジネス界をリードする存在。
  今回上演されるミュージカル『阿OKUNI国』には、1990年の初演から阿国役として主演している。


 

池畑慎之介 profile

 1969年ATG映画『薔薇の葬列』でデビュー。同年、「夜と朝のあいだに」でレコードデビュー。その年の日本レコード大賞最優秀新人賞、ゴールデンアロー賞新人賞を受賞。その後は、ピーター、または池畑慎之介として映画、テレビ、舞台などで個性を発揮。1985年の黒澤明監督の映画『乱』では、狂言師役を好演し話題を集める。『夏の夜の夢』『もとの黙阿弥』『ジンジャー・ブレッドレディ』など、数多くの舞台に出演。2003年の『越路吹雪物語』では、第25回松尾芸能賞優秀賞を受賞。最近では、映画『DEATH NOTE the last name』の死神レムの声で出演など、活躍は多岐にわたる。
  今回上演されるミュージカル『阿OKUNI国』には、初演から出演している。


 

大和田美帆 profile

 2003年、ミュージカル『PURE LOVE』のヒロイン役でデビュー。その後、2005年の『ファンタスティックス』や、2006年の『恋愛戯曲』などの舞台に出演。また、2005年には、ドラマ『幸せになりたい』にレギュラーとして出演し、2006年には、『シンデレラになりたい!』のヒロイン役に抜てきされるなど、舞台のみならず、テレビ、CMと多方面で活躍している。
  今回、上演されるミュージカル『阿OKUNI国』には、3163名の応募者の中からオーディションに合格しお丹役に。また、1月24日からはじまる舞台『メモリーズ』に出演する。

 

ストーリー

 時代は、天下が豊臣から徳川へ移り、戦乱の世がようやく治まった頃。京の四条の河原では諸国から集まった芸人たちが、連日賑やかに芸を競い合っていた。そこへ新しい芸人一座が到着。口上にのって現れたのは、巫女姿の一人の女。その女の踊りは狂ったように激しく、妖しく、居合わせた見物衆を魅了して光り輝く。この踊り子こそ“出雲の阿国”(木の実ナナ)であった。河原を仕切る三郎左(上條恒彦)と火花を散らせながら、阿国は河原の人気者となり、「天下一」の名をほしいままにする。
  同じ頃、泰平の世をすね、戦国の世のロマンを捨てきれずにいた“かぶき者”たちが洛中を乱していた。その中心である猪熊少将(池畑慎之介)は、一際美しい容貌で女たちを虜にしていた。ある日、その猪熊少将と運命的に出会った阿国。二人は恋の火花を散らせ、恋に溺れていくのだが……。


 

主なキャスト

阿国:

猪熊少将:

原三郎左衛門:

阿国一座:

お丹:

木の実ナナ
池畑慎之介
上條恒彦
上々颱風
大和田美帆