ニナガワ、13年ぶりの挑戦!NINAGAWA×SHAKESPEARE彩の国シェイクスピア・シリーズ第18弾『オセロー』OTHELLO

INFORMATION

[公演日・会場]
2007年10月4日(木)〜10月21日(日)
彩の国さいたま芸術劇場大ホール

[発売日程] :プレオーダー、:一般発売
5/30(水)〜6/7(木)   6/16(土)

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世界が認めたニナガワシェイクスピアの最新作!

 「ニナガワは世界で最も刺激的で感動的な演出家の一人だ」(ファイナンシャル・タイムズ紙)、「ヨシダは、悲しみによっていっそう燃えあがる無力への憤りをみごとに表現している」(インディペンデント紙)――。2006年6月、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)が主催するシェイクスピア全作上演『THE Complete Works』に正式招待され、シェイクスピアの生誕地ストラットフォード・アポン・エイヴォンにあるロイヤル・シェイクスピア・シアターでの英国公演で大成功を収めた、彩の国シェイクスピア・シリーズの『タイタス・アンドロニカス』。その蜷川幸雄とタイトルロールを演じた吉田鋼太郎が再びタッグを組み、シェイクスピア四大悲劇のひとつ『オセロー』を上演することが決定した。

 『オセロー』は、壮年の黒人の将軍と若き白人の娘との結婚が巻き起こす悲劇を壮大なスケールで描き、シェイクスピア四大悲劇のひとつとされ、シェイクスピア作品の中でも人気の高い作品だ。さらに、これまでシェイクスピアの四大悲劇では、『リア王』3回、『マクベス』3回、『ハムレット』は6回もの演出を手掛けた蜷川が、『オセロー』だけは1回しか演出をしておらず、13年ぶりの『オセロー』挑戦は自身にも期するところがあり、期待の公演となること間違いない。

 その注目のキャストだが、オセロー役には吉田鋼太郎、オセローの若き妻デズデモーナ役には、近年の映像シーンで各賞を総なめにし、実力と共に人気と活躍がめざましい蒼井優が初めてシェイクスピア作品に挑む。蒼井は、2004年の蜷川幸雄演出舞台『シブヤから遠く離れて』にも出演しており、2度目の蜷川作品への出演となる。また、イアゴー役には、これまでの蜷川作品で重要な役どころを演じてきた高橋洋を配役。さらに、イアゴーの妻エミリア役に馬渕英俚可、副官キャシオー役に山口馬木也、デズデモーナの父ブランバンジョー役に壤晴彦と、演劇界と映像界の俊英、重鎮たちが集結。世界のニナガワならではの魅力的なキャスティングによる、新『オセロー』が誕生することだろう。

 同じ彩の国シェイクスピア・シリーズの『コリオレイナス』が、今年4月にロンドン・ バービカン劇場で上演されるなど、世界のニナガワの勢いそのままに、素晴らしいニナガワシェイクスピアが、『オセロー』が上演される!

 

物語

 舞台はヴェニス。オセローは、ヴェニス公国に仕えるムーア人の将軍。彼は数々の戦で手柄を立て、周囲から尊敬されていた。しかしオセローがキャシオーを副官に昇格させたことに不満を抱いている人物がいた。オセローの旗手であるイアゴーだった。イアゴーは、オセローがヴェニス元老院議員ブラバンショーの娘デズデモーナと密かに結婚をしたことを知り、デズデモーナに恋をしているロダリーゴーをそそのかし、ブラバンショーに娘の駆落ちを密告する。ブラバンショーは、オセローが娘をたらしこんだと公爵に訴えるが、オセローは、敵国トルコ軍の侵略を阻むため、新妻を伴いキプロス島へ派遣されるところだった。
 ヴェニス軍がキプロス島に到着すると、激しい嵐で敵軍は全滅。軍の勝利とオセローの結婚の喜びに島中が酔いしれる夜、イアゴーはキャシオーを泥酔させ、けんか騒ぎを起こさせる。イアゴーの陰謀とは知らないオセローは、イアゴーの話を鵜呑みにし、キャシオーを副官から解任する。落胆するキャシオーは、イアゴーの提案で、オセローに取り入ってもらうようデズデモーナに嘆願する。よからぬたくらみを秘めつつも忠実な部下を装うイアゴーは、オセローにデズデモーナがキャシオーと密会していると告げる。ちょうどその時、デズデモーナは夫からのプレゼントであるハンカチを落としてしまう。イアゴーは妻エミリアが見つけたそれを、デズデモーナの不貞をオセローに信じ込ませる証拠として使うことを思いつく。彼はハンカチをキャシオーの部屋に落としておき、何も知らないキャシオーは、それを娼婦ビアンカにやる。ビアンカが持っているハンカチを見たオセローは妻の不義を確信するのだが……。

 

キャスト

オセロー:吉田鋼太郎
デズデモーナ:蒼井優
イアゴー:高橋洋
エミリア:馬渕英俚可
ロダリーゴー:鈴木豊
キャシオー:山口馬木也
ブランバンジョー:壤晴彦 他

 

主なキャスト・プロフィール

吉田鋼太郎

 シェイクスピア・シアター、東京壱組を経て、劇団AUNを演出家栗田芳宏と結成。劇団公演の他に『奇跡の人』、日英両国で上演したジョナサン・ケント演出『ハムレット』、栗山民也演出『喪服の似合うエレクトラ』、長塚圭史演出『悪魔の唄』など様々な舞台に出演している。劇団AUNでは演出も行っている。蜷川演出舞台では『コリオレイナス』『オレステス』『タイタス・アンドロニカス』『間違いの喜劇』『メディア』『オイディプス王』『グリークス』等多くの作品に出演。タイトルロールを演じた『タイタス・アンドロニカス』の英国公演(2006)では絶賛を浴びた。第6回読売演劇大賞優秀男優賞、第36回紀伊國屋演劇賞個人賞などを受賞している。

 

蒼井優

 1999年ミュージカル『アニー』で約1万人の中から選ばれ、デビュー。2001年『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビュー。その後、若手女優の中でも、どんな役でもリアリティーを持って演じられる、圧倒的な存在感持つ実力派として高く評価され、映画を中心にテレビ、CMでも活躍し注目を集めている。2006年には『ハチミツとクローバー』、『フラガール』など数多くの映画作品に出演し、女優賞を総なめ、女優としてのキャリアを重ねている。蜷川演出舞台は2004年の『シブヤから遠く離れて』以来2度目となる。

 

高橋洋

 1997年ニナガワ・スタジオのオーディションを受け合格、1998年『ロミオとジュリエット』バルサザー役で初舞台を踏む。以後、蜷川作品に連続して出演。『近代能楽集〜卒塔婆小町』、『真情あふるる軽薄さ2001』では主役をつとめる。近年の出演作に『タンゴ・冬の終わりに』『あわれ彼女は娼婦』『白夜の女騎士−ワルキューレ』などがある。過去の彩の国シェイクスピア・シリーズ『お気に召すまま』『間違いの喜劇』『恋の骨折り損』には、いずれも重要な役で出演している。