大ヒットドラマがついに舞台化!初舞台の米倉涼子インタビュー&動画コメント掲載!!『黒革の手帖』

INFORMATION

[公演日・会場]
2006年10月3日(火)〜26日(木)
明治座

[発売日程]:プレオーダー、:一般発売
発売中

米倉涼子さんから動画メッセージが届きました。

 

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e+special interview 米倉涼子

 平凡な銀行のOLが、銀行の機密事項を書き留めた黒革の手帖を楯に1億7千万円を横領。銀座に1軒のクラブを持ち、手帖を武器に欲望の階段を昇っていく……2004年に米倉涼子主演でドラマ化され、後にスペシャル版も放送されるほどの大ヒットを記録した松本清張原作『黒革の手帖』がいよいよ舞台化される。舞台版は、金子成人が脚本、文学座の西川信廣が演出を担当。また、米倉涼子演じる原口元子に関心を寄せる議員秘書の安島を岡本健一、元子と女の争いが話題になったホステス山田波子役を遠野凪子、ほかに紫吹淳、波乃久里子、左とん平、金田龍之介、北村総一朗とドラマとは、キャストが一新されて上演される予定だ。

  銀座のママ、壮絶な女同士のバトルなど、豪華な衣装を身にまとい“悪女”という難しい役どころを見事に演じきった米倉涼子に、舞台版の見どころや初舞台にかける意気込みを聞いた。

明治座を“夜の銀座の世界”に変えて、お客さんには楽しんで帰って欲しい

――『黒革の手帖』が舞台になると聞いたときの感想を教えてください。

 すごく驚いたわけじゃなくて、割りと冷静に受け止めましたね。でも『黒革の手帖』に出てくる銀座の話って、コソコソ話というか内緒の話が多いと思うんです。だから、それをどうやって舞台で見せるんだろうと興味がわきました。あとは舞台でも、原口元子は私が演じたい! と。

――今回が米倉さんにとって初舞台なんですよね?

 そうです。色んな舞台を見せて頂いたり、昔、クラシックバレエをやっていたこともあって、舞台に対する憧れはすごくありました。ダンスは私の唯一の特技ともいえるようなものなので、初舞台はそれを活かせるミュージカルかな? とか勝手に想像していましたね。それが、まさか明治座で『黒革の手帖』をやらせていただけるとは。普段、私がお芝居を観に行く立場で考えると、明治座って少し敷居が高いんですよ。伝統ある大きな劇場で、私が座長でいいの? って。でも、今は何もかもが楽しみ! 私は体が大きいこともあって、普段映像のお仕事をしていると窮屈に感じてしまうこともあるんです。だから舞台では、私の体の大きさを活かして、体全体を使った表現ができればいいなと思っています。

――テレビドラマで、原口元子を演じた感想を聞かせてください。

 元子と私の共通点はそんなにありませんけど、相手の存在が大きければ大きいほど燃えるっていう気持ちは少しわかるような気がしますね。それから、きれいな着物を着せて頂いたり、胸元の大きく開いたドレスを着たりすると、男の人って見る目が変わるんだな……と実感しました(笑)。

――ドラマ版の元子と、舞台版の元子の違いは?

 私はドラマで演じた元子のイメージでやりたいと思っています。演出家の先生に、“ゼロから元子をつくり直して”と言われるかもしれませんけど。とにかくやるからには、思い切りやりたいんです。お客さんに“無難にまとめたよね……”という感想を持たれるのが1番イヤ。だから、今は色んなアイディアをスタッフのみなさんに伝えているんです。明治座を“夜の銀座の世界”に変えて、お客さんには楽しんで帰って欲しいから。

――ドラマで共演した岡本健一さんがいらっしゃいますが。

 岡本健一さんとは『黒革の手帖』のスペシャルでご一緒しました。演技に対して完璧に準備をなさって来る人で、現場では頼りにしていましたね。

――非常に楽しみな舞台になりそうですね?

 共演者の皆さんはベテランの方々ばかりで、とても緊張していますが、私は、相手が大物であればあるほど堂々と振る舞えると思っていますし、ひとつのことを極めるために稽古するということも大好きなので、今から初日が楽しみです。

取材・文/山下由美

米倉涼子profile

 1992年、第6回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、CM、ファッション誌『CanCam』専属など、トップモデルとして活躍する。2000年、ドラマ『恋の神様』で女優デビュー。以降、『整形美人。』『奥さまは魔女』などに主演。2003年には、NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』でヒロイン・お通役を務める。2004年には『黒革の手帖』の原口元子役で話題となる。その後も『悪女の一生〜芝居と結婚した女優 杉村春子の生涯〜』『けものみち』と話題作に次々と主演する。7月からは、主演ドラマ『不信のとき』(フジテレビ系7月6日スタート、木曜午後10時)がはじまる。


ストーリー

 銀行員の原口元子は勤務先から、架空名義預金者のリストが記された黒革の手帖と引き換えに、1億7000万円の横領に成功する。元子は、銀座の老舗クラブ「燭台」のママ・岩村叡子のもとで銀座での生き方のイロハを学び、横領した金を元手に、銀座に「カルネ」という名のクラブを開く。
  「カルネ」の経営は順調に運び、元子が雇い入れた山田波子もホステスとして働いていた。しかし、波子が「カルネ」の常連客、楢林譲治と深い仲になり、金を貢がせ「カルネ」の上の階に店を持つという。波子の裏切りに激怒した元子は、黒革の手帖を使って楢林から大金をゆすりとる。そのために、楢林から波子への援助は打ち切られ開店計画は中止となってしまう。波子を追い出した元子は、銀座一の名店「ルダン」が売りに出されていることを知る。ルダン買収のために、新たなターゲットを探しはじめるのだが……。