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佐渡裕指揮『ウエスト・サイド物語』シネマティック・フルオーケストラコンサート ページ公開! |
アメリカを代表する不朽の名作、「ウエスト・サイド物語」。その「ウエスト・サイド物語」の映画上映50周年を祝うべく、新しいプロジェクトがスタートしました。世界各公演地の最高のオーケストラがレナード・バーンスタインによる感動的なオーケストラ用スコア、そしてスティーブン・ソンドハイムによる曲を生演奏し、最新鋭のスクリーンで新しくリマスターされた映画が上映され、生のオーケストラにオリジナルの音声と台詞が生き返ります。
このクラシックかつロマンチックな悲劇は現存する映画ミュージカルの中でも最高峰であり、台本はアーサー・ローレンツにより執筆され、息を飲むような振り付けはジェローム・ロビンズによります。オリジナル映画はアカデミー賞の作品賞を含むあらゆる賞を10回受賞しています。
また日本公演の目玉として、指揮者に佐渡裕氏が決定致しました。今回の一大イベントは、「ウエスト・サイド物語」、バーンスタイン、そして佐渡裕氏と3つのトライアングルが織りなす華麗にして、優美。芳醇にして、壮大なモニュメントです。この記念すべきスペシャル公演を、全ての音楽、ミュージカル,映画ファンに贈ります。
アーサー・ロレンツ脚本、レナード・バーンスタイン作曲による1957年初演のブロードウエイ・ミュージカルがオリジナル。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を現代のニューヨークに置き換え、その革新的な音楽とダンスの表現力で評価され、大ヒットしたミュージカルです。
その後、ジェローム・ロビンス&ロバート・ワイズ両監督によって1961年に映画化。日本では、同年の12月23日から公開され、1963年5月17日までの509日にわたる超ロングラン上映となりました。第34回アカデミー賞では、作品賞、監督賞など10部門で受賞し、映画史に残る傑作となりました。いまでも、ミュージカル映画の最高峰との呼び声が高い作品です。


2011年は、ミュージカル映画の傑作「ウエスト・サイド物語」が公開されてから、ちょうど50年という節目の年です。この記念の年にあたり、当時の映画会社(ユナイテッド・アーティスツ)とバーンスタイン協会(このミュージカルの作曲者、レナード・バーンスタインの作品管理団体)は、この作品に新たな光をあてる壮大な企画を発表したのです。それは…
- (1) 新リマスタリングによる映像での映画上映。
- (2) 音楽を、大編成のフルオーケストラ(約80人!)で演奏!
- (3) 世界初の映画本編とオーケストラによる同時シンクロ・ライブ
※オリジナルの台詞やヴォーカルなどの音声をスピーカーで流し、オーケストラが音楽を奏でます。
この画期的な企画には、世界の中心都市が続々と参加を表明、2011年夏のロサンゼルスを皮切りに、ニューヨーク、シカゴ、シドニー、ロンドンなどでの公開後、2012年9月、遂に日本に上陸するのです。
■客席から見たステージビュー(イメージ)を公開!(東京国際フォーラム・ホールA)
今回の公演ではステージ上にオーケストラが配置され、その上部に大画面のスクリーンが設置されます。お申込み時のご参考に、客席から見たステージビューイメージ画像を公開!また、PCからは座席を選択しての申込みが可能です! ※画像はあくまでもイメージのため、実際の見え方とは若干異なる場合があります。
さて、日本公演の指揮者は、知名度・人気ともに抜群の佐渡裕氏に決定!佐渡氏は1986年アメリカ・タングルウッド音楽祭に参加し、ウエスト・サイドの作曲者であり、当時世界屈指の名指揮者であったバーンスタインに師事。以降90年にバーンスタインが亡くなるまで、アシスタントとして世界各地の演奏会に随行しました。つまり、佐渡裕氏は“バーンスタイン最後の愛弟子”なのです。バーンスタインがニューヨーク・フィルと共におこなった「ヤング・ピープルズ・コンサート」を、彼の遺志を継いで日本でも精力的に開催しています。
2011年5月にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に、近年では小澤征爾以来の日本人客演指揮者として招かれるなど、現在、世界のクラシック楽壇から最も注目されている佐渡氏。オーケストラは、昨年末に9公演ものベートーヴェン「第九」を佐渡氏とのコンビで大成功させた東京フィルハーモニー交響楽団。相性の良い両者が奏でる「ウエスト・サイド物語」、どんなに活き活きとした演奏となるか、ご期待ください。


漠然と予想はしていたけれど、ここまで感動するとは思わなかった。9月8日のニューヨーク・リンカーン・センターのアヴェリー・フィッシャー・ホールで、幸運にも観ることが出来た「ウエスト・サイド・ストーリー~フル・オーケストラ・シネマティック・コンサート」。今からちょうど50年、半世紀前に公開された映画「ウエスト・サイド物語」の映像を、デジタル・リマスターしてスクリーンに映し、台詞と歌はオリジナル音源を残して、ステージ上に並んだニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラが、レナード・バーンスタインのフル・スコアーを画面に合わせて生演奏してくれるという、それはそれは贅沢なコンサートなのだ。
もともとはブロードウェイ・ミュージカルだった物を、ロバート・ワイズ監督と、振付のジェローム・ロビンスの両氏が1961年に映画化。アカデミー賞で作品賞、音楽賞など10部門を受賞している。
主演はその後81年に、映画の撮影中、ボートの転覆事故で惜しくも他界してしまったナタリー・ウッドと、甘い二枚目のリチャード・ベイマーが、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」をベースにした、普遍的なラヴ・ストーリーを演じた音楽劇だ。今までも映画は何回か見たし、ビデオになっての作品も家の棚にはある。でも、でも、あまりの感動に終演後しばらくは、椅子から立ち上がれなかったのは、なぜだろうか。

私の場合、オーケストラと一緒の映画音楽のコンサートなどをやって、ナビゲーターというか、司会で大ステージに立ったことが幾度かあるけれど、その都度リクエストしても、バーンスタインの音楽は使わせて貰えなかった。なんでも作曲家自身の遺言で、楽曲のうち何曲か以外は、貸し出し禁止の上に、使用料がすごく高い。思えばバーンスタインの「ウエスト・サイド物語」を、全曲生演奏で聴いたのは、これが生まれて初めてだったのではないかと思う。加えて、大スクリーンで改めて見るジェローム・ロビンス振付けのダンス・シーンの切れ味の良さ、かっこ良さといったら!古さを感じさせるところなど微塵も無いのだ。
思えば日本の、いや、おそらくは世界の舞台、テレビ、映画のダンス・シーンは、「ウエスト・サイド物語」の公開前と後では、ガラリと変わってしまった。今でこそジェニファー・ロペスのように、プエルト・リコ系のスターが登場したりしているけれど、50年前はリタ・モレノが初めてアメリカ市民ではあってもプエルトリカンということで衝撃的だったし、やはり20年後に同じギリシャ系でワム!のジョージ・マイケルがイギリスから登場するまでは、アメリカ生まれのギリシャ人だったジョージ・チャキリスの“濃さ”は、アメリカも日本も、センセーショナルな魅力で夢中になった。そんな事をさまざまに想い出しながら、深い感慨にふけりつつ、この夜のシネマティック・コンサートを観賞したのだったが、なんと嬉しいことに、シャークスの団長を演じたジョージ・チャキリスと、ジェッツの団長だったラス・タンブリンが三階のバルコニー席から手を振ってくれるという、大変なおまけまでついた。ジョージもラスも共に1934年産まれだから、誕生日が9月16日のジョージと、12月30日生まれのラスは、同じ77才。ラスは少しポッチャリとして白髪になり、ジョージは髪も黒々として体形は変わらず、二人とも素適だった。
聞くところによると、このコンサートは来年2012年9月に日本でも上演されることになっており、東京フィルハーモー交響楽団を指揮するのは、レナード・バーンスタインの最後の愛弟子、佐渡裕氏だという。佐渡氏は1987年のダングルウッド音楽祭に参加し、小澤征爾、レナード・バーンスタインに師事。バーンスタインのアシスタントを務めた経歴を持つ。その後、バーンスタインの遺志を継いで日本で「ヤング・ピープルズ・コンサート」を開催。今年、2011年5月には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に、近年では小澤征爾以来の日本人客演指揮者として招かれ、喝采を浴びている。時に情熱的に、時に抒情的に、渾身の力を込めて指揮をする佐渡裕氏は、まさに「ウエスト・サイド物語」にぴったりの贅沢な人選で、今から楽しみで仕方がない。おそらくは日本でもあの夜の私のように、映画が終ってしばらくたった後も、立ち上がれない人たちが続出することだろう。そして客席には、日本の芸能界を代表するような顔ぶれが、沢山見受けられるに違いない。なぜならばその人たちにとっても、この「ウエスト・サイド物語」の音楽とダンス・シーンは、生涯生まれて初めての衝撃になることは間違いないと思うからだ。
2011年9月25日
音楽評論家・作詞家
湯川れい子
佐渡裕指揮 「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサート
- <公演日・会場>
- ・東京公演(東京国際フォーラム・ホールA)
2012/9/21(金) 13時開演/19時開演
2012/9/22(土) 12時開演/18時開演 - ・大阪公演(オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館))
2012/9/24(月) 13時開演/19時開演 - <出演>
- 指揮:佐渡裕 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
- <料金>
- 東京公演:S席:10,500円 A席:9,500円 M席:8,500円 B席:7,500円(全席指定・税込)
※M席はステージ寄りのお席となり、スクリーンが見えづらい場合がございます。
※上演時間=約3時間(休憩1回含)
※未就学児童入場不可
































