世界の第一線で活躍するソリストやオーケストラの主要メンバーたちによって構成されているスーパー楽団、サイトウ・キネン・オーケストラが、今年も総監督の小澤征爾のもとに集結し、開催地の松本で良質なクラシック音楽を響かせる――。1992年に武満徹「セレモニアル」世界初演で幕をあけた「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」が、今年も8/13(水)〜9/9(火)まで、長野県松本市において、珠玉のプログラムとともに開催されることが決定した。
1992年から始まったこの音楽祭は、戦後の日本クラシック界を導いてきた齋藤秀雄没後10年の1984年に、世界各地に散る同門の志が集い、メモリアルコンサートを開いたことをきっかけに結成されたサイトウ・キネン・オーケストラと小澤征爾が母体となり、オーケストラコンサートとオペラの2本の柱を上演する形で、毎年開催されてきた。開催地である松本市全体を巻き込み、数多くの市民たちのボランティアに支えられながら、「日本から本場西欧に向かって西洋音楽を発信する」というこれまで考えられなかった偉業を成し遂げた。
17回目を迎える今回もオーケストラ・プログラム、オペラ・プログラムを中心に公式プログラム全13公演が開催される。下野竜也指揮の「オーケストラ・プログラムA」では、スメタナの交響詩「わが祖国」(全6曲)を、小澤征爾指揮の「オーケストラ・プログラムB」には、モーツァルト、マーラーの交響曲が用意された。一方のオペラ・プログラムでは、フィレンツェ歌劇場との共同制作・新演出となるヤナーチェクの「利口な女狐の物語」を上演する。さらには、日本が世界に誇る偉大な作曲家を偲ぶプログラム「武満徹メモリアルコンサートXIII」、クラリネットのカール・ライスターら一流のソリストたちが出演する「ふれあいコンサート」など、クラシック音楽の真髄が堪能できる素晴らしい内容となった。
日本のクラシック・フェスティバルの代名詞「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」。日本アルプスの麓で奏でられる美しい旋律が、今年も日本の夏を熱くする!
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