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ブロードウェイミュージカル「RENT」

伝説のブロードウェイ・ミュージカル 新演出版でシアタークリエに凱旋!! 東京公演:10/30(火)~12/2(日)日比谷シアタークリエ 兵庫公演:12/6(木)~12/9(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

新着情報

  • 9/28(金) ミュージカル「RENT」特集ページを公開!

みどころ

 1996年の初演以来ブロードウェイで12年4か月のロングラン、世界15カ国で各国版の上演、2006年には映画化もされたミュージカル『RENT』―日本のみならず世界中で愛され続ける作品が新演出版でシアタークリエに帰ってくる。
 日比谷シアタークリエでは、2008、2010年に気鋭の演出家エリカ・シュミットによる演出版を上演。熱烈なRENTファンの支持を受けました。
 そして2011年秋、オリジナル版の演出を手掛けたマイケル・グライフによる新演出版がオフ・ブロードウェイに登場。東宝は一早く、この新演出版の日本での上演権を得て、2012年秋、日比谷シアタークリエにて上演いたします!

■ “過去もない、未来もない。今日という日を精一杯生きる・・”

【No day but today】
 『RENT』は、1830年頃のパリの下町を題材にしたプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をベースに20世紀末のニューヨーク、イースト・ヴィレッジに舞台を置き換え、当時の若者の生き方や世相を見事に、そしてドラマティックに描いた作品です。
 そこに描かれている若者たちは、若き芸術家、音楽家たちですが、貧困、エイズ、ドラッグ、同性愛、といった死と隣り合わせの生々しい問題に直面しています。にもかかわらず、愛や友情を信じ、夢に向かって輝き続けようとする若者たちの姿が、バラエティー豊かなミュージカルナンバーによって生き生きと感動的に描き出されます。

■ 魅力的な音楽と、若者達の群像-『RENT』が伝えるメッセージ

 『RENT』の魅力はなんといっても音楽です。R&B、ロックンロール、タンゴ・・と様々なジャンルの曲が舞台を彩ります。中でも「Another Day」で歌われる「No day but today」というメッセージは『RENT』の主題でありレントファンの間では合言葉にもなっています。「未来もない。過去もない。今日という日を精一杯愛し、生きていく」というメッセージは初演から10年以上経った現在も色褪せることはありません。
 また、2幕冒頭で歌われる「Seasons of Love」は名曲との呼び声も高くスティービーワンダーが自身のCDにカバー収録するなど世界中で歌い継がれています。15人のキャストが舞台上に1列に並びゴスペル調の「Seasons of Love」を歌う姿が胸に深く沁み込んでくるのは、懸命に生きようとする『RENT』の登場人物達からの、“525,600分(=1年)をどう生きるのか?”というメッセージに誰もが共感を憶えずにいられないからです。

登場人物<キャスト>

■ MARK COHEN/マーク・コーエン <賀来賢人>

生活に困っているドキュメンタリー・フィルム作家であり、ビデオ・アーティスト。
ロジャーのルームメイト。ガールフレンドのモーリーンに最近振られたが、まだ未練たっぷり。

■ ROGER DAVIS/ロジャー・デイヴィス <ジュリアン/中村倫也>

元ロックバンドのメインヴォーカル。HIVポジティブ。元ジャンキー。ガールフレンドの死がきっかけで、ここ6ヶ月間アパートに引き籠っている。死ぬ前に生きた意味を残す歌を一曲書きたいともがいている。マークのルームメイト。

■ MIMI MARQUEZ/ミミ・マルケス <石田ニコル/Jennifer>

スパニッシュ系。HIVポジティブでヘロイン中毒のSMダンサー。意志の力とセックスアピールと破れかぶれなところがあいまった抗い難い魅力を持つ。

■ ANGEL DUMOTT SHUNARD/エンジェル・デュモット・シュナール
<ヨウスケ・クロフォード/田中 ロウマ>

トランスヴェスタイトのストリート・ドラマー。HIVポジティブ。名前が表す通り優しい心を持つ。

■ TOM COLLINS/トム・コリンズ <TAKE(Scoop On Somebody)/Alternate:加藤潤一>

「コンピューターの天才、教師、さすらいのアナーキスト」マーク・ロジャー・ベニーの元ルームメイト。エンジェルの恋人、HIVポジティブ。

■ MAUREEN JOHNSON/モーリーン・ジョンソン <上木彩矢/ソニン>

バイセクシャルのパフォーマンス・アーティスト。マークと別れて、ジョアンヌと付き合い始めた。女性にも男性にもモテる。高校時代はパティ・スミスになることを夢見ていた。

■ JOANNE JEFFERSON/ジョアンヌ・ジェファーソン <西国原礼子>

ハーバード・ロースクール出身の公益弁護士。「ドク・マーティンとパンツを身につけ、ブラをしない」と説明されている。モーリーンの恋人。

■ BENJAMIN “BENNY” COFFIN III/ベンジャミン・“ベニー”・コフィン三世 <Spi>

マークとロジャーが住むロフトの大家で元ルームメイト。結婚によって裕福になり、金と引き替えに魂を売ったヤッピーと思われている。マルチ・メディア・スタジオを建てたいと考えている。

■ ミセス・コーエン、アレクシー・ダーリン、ミセス&ミスター・ジェファーソン、ホームレス、ウェイター、他
<千葉直生、伊藤友樹、海宝直人、小林由佳、セキグチタケオ、高城奈月子、(Swing)田代絵麻>

ストーリー

お金が無くても、傷だらけの愛でも、死に直面しても、
僕たちには自由と夢があった・・・

 映像作家志望のマークと、友人で元人気ロックバンドのミュージシャン・ロジャーは、NY・イースト・ヴィレッジの古いロフトで暮らしていた。夢はあるが金が無く、クリスマス・イブに滞納している家賃(レント)のため電気も暖房も止められてしまう。
 ロジャーの元恋人はドラッグ中毒の末エイズに罹り自殺してしまい、以来部屋に引きこもっている。自身もHIVに感染している彼の夢は、死ぬ前に後世に残る名曲を残すことだった。イブの夜、ロジャーはロフトの下の階に住んでいるダンサーのミミに出会う。ミミもまたHIV感染者であったが、それを知らないロジャーは彼女に惹かれながらも自分がHIV感染者である事に負い目を感じて、なかなか素直になれなかった。
 一方マークはカリスマ的パフォーマンス・アーティストのモーリーンに振られたばかり。彼女の新しい恋人は男ではなくジョアンヌという女性弁護士だった。
 そんな冴えない彼らに電話をかけてきたのは、親友で哲学者のトム・コリンズからだった。近くに来ているというが、電話を切った後強盗に襲われる。道端で気を失いそうになるコリンズを偶然見かけたストリート・ドラマーのエンジェルは傷の手当てを申し出る。彼らはHIV感染者という共通点から一気にその仲を深めていく・・。

 仲間たちとクリスマスを祝うマークたちの前に、元同居人で今は彼らの住むアパートの管理人となったベニーが家賃を取り立てに来る。彼は家賃の支払い延期の代わりに、今夜行われるモーリーンのホームレス迫害に対する抗議ライブをやめるよう迫る。昔は同じ思いを持っていたはずのマークたちとベニーだったが、今は分かり合うことが出来ない。
 モーリーンのライブの後、一同は、若きアーティストたちの溜り場「ライフ・カフェ」に集まった。彼らは貧しくても自由に生き続けるアーティストの誇りと喜びを歌う。そこでロジャーはミミが自分と同じHIV感染者と知り、お互いの気持ちを打ち明けようやく恋人同士となった。
 年が変わり、季節が過ぎ、彼らはそれぞれ新しい生活を始める。ロジャーはミミと暮らし始めていたが、元恋人ベニーへの嫉妬と彼女を蝕むドラッグへの嫌悪から彼女と距離を置きサンタフェへ旅立って行った。モーリーンとジョアンヌは結婚を決意したがお互いの価値観の違いで喧嘩ばかり。マークは自分の作りたいドキュメンタリー作品ではなく、お金と生活の為に仕事をしていた。幸せに暮らしていたコリンズとエンジェルのカップルの前には「死」という別れが待っていた・・。
 2度目のクリスマス・イブ。マークは金目当ての仕事を辞めてついに自分の作品を完成させ、ロジャーは大切な曲を書き上げようとNYへ戻ってきた。そこへ、行方不明となっていたミミが瀕死の状態で運び込まれる。再び出会った彼らが、そこで見たものとは・・

RENTの伝説

■ 『RENT』伝説-ジョナサン・ラーソンが遺したもの-

 作詞・作曲・脚本を担当したジョナサン・ラーソンは、1996年1月プレビュー公演の前日に35歳の若さで死亡します。翌1月26日、オフ・ブロードウェイのニューヨーク・シアター・ワークショップで初演。センセーショナルでドラマティックな内容と音楽が話題になり、たった3ヶ月でブロードウェイのネダーランダー劇場に進出、そして、ピュリッツァー賞ドラマ部門を初め、トニー賞ミュージカル部門作品賞、脚本賞、作曲賞、助演男優賞の4部門を獲得します。

 ジョナサン・ラーソンはブロードウェイでの成功を夢見てNYで暮らし、日々レストランのアルバイトをして食いつないでいました。友人にはエイズで死んでいった人達もおり、自分自身の経験を通して、7年間という時間と魂をかけて作り上げたミュージカルでした。しかし彼自身は『RENT』の成功をその目で見る事が出来なかった・・『RENT』はジョナサンの見果てぬ遺志を継ぎ、今も全世界で上演されています。

■ 受賞歴

1996年度 ピュリツアー賞、ドラマ部門(ミュージカルとしては11年ぶりの快挙)
1996年度 トニー賞(10部門ノミネート)・ミュージカル部門:作品賞、脚本賞、作曲賞、助演男優賞の4部門受賞
1996年度 オビー賞・作詞賞、脚本賞、音楽賞、演出賞の4部門受賞
1996年度 ニューヨーク演劇批評家協会賞・ミュージカル作品賞など数々の賞を受賞

製作発表ダイジェスト
プロデューサーインタビュー
RENT公式サイト