ニューヨーク・ブロードウェイで、女優・米倉涼子が現地時間の7月10日(日本時間の翌11日)、ミュージカル『シカゴ』の主役ロキシー役で主演デビューを飾った。日本人女優のブロードウェイ主演は54年ぶりの歴史的快挙。
『シカゴ』は、現在ブロードウェイで続演16年目を誇る世界的ヒット作。禁酒法時代のシカゴを舞台に、二人の女殺人犯ロキシーとヴェルマが敏腕弁護士の手を借りて一躍マスコミの寵児となっていくさまを、ダンス満載でシニカルかつユーモラスに描く。
2008・2010年の同作日本版にも主演した米倉は、ブロードウェイデビューを前に1年半以上かけて英語を猛特訓。初日の舞台では、英語での演技が初挑戦とは思えないほど流暢なせりふ回しと発音で、2時間半の舞台全編で生き生きとエネルギーに満ちたパフォーマンスを見せた。ブロードウェイの大舞台でのデビュー公演で、これほどまでの自信と笑顔とチャーミングな魅力を振りまけるパフォーマーはそういないだろう。
演後の囲み取材で米倉は、「今でも手が震えるほど緊張したが、同時に心から楽しんだ。これまでの苦労もすべて生きている証だと思える。始まったばかりだが、もし次があるなら絶対に挑戦したい」と、嬉し涙をこらえながら笑顔で初日の感動を語った。
ニューヨークでの米倉の主演は7月15日まで。その後、8月30日から9月16日まで日本凱旋公演として、アメリカ版ツアーカンパニーとともに東京・赤坂ACTシアターで来日公演を行う。
▲「シカゴ」ブロードウェイデビュー時の模様を動画でチェック!
公演日: 2012年8月30日(木)〜9月16日(日)
会場: 赤坂ACTシアター
一般発売: 絶賛発売中
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★北米の日本語チャンネル「テレビジャパン」で放送 日本語テレビが見られるホテルはこちら
6月からニューヨーク ブロードウェイで本格的稽古にはいった劇場でのレアな稽古風景と米倉涼子とアムラ=フェイ・ライト(ヴェルマ・ケリー役)のインタビューが、アメリカ、カナダで展開してい-る日本語テレビ放送チャンネル「テレビジャパン」で紹介されました。今回、「テレビジャパン」より特別に動画掲載が許可され、皆さんに紹介させて頂きます!!取材は「シカゴ」が上演されているアンバサダー劇場にて6月中旬頃に行われました。



1924年に実際に起きた殺人事件をもとに数々の舞台化と映画化を重ね、時代の移り変わりとともに魅力を増すCHICAGO。現在、NY ブロードウェイのアンバサダー劇場で16年目のロングランを迎えているCHICAGO は、ブロードウェイでリバイバル作品、及びアメリカのミュージカル作品として歴代1位のロングラン記録を更新し続け、ブロードウェイ史上第5位となった。
名実ともにナンバーワンとなったこのCHICAGO に2012年7月、米倉涼子がロキシー・ハートとしてブロードウェイ・デビューすることが3月に発表された。日本人女優のブロードウェイでの主演は54年振りとなり、ブロードウェイCHICAGO 史上初のアジア人女優の主役起用となるこのニュースは日本中を駆け巡った。
そして2012年8月に、このミュージカルの最高傑作がブロードウェイで選りすぐられた最高のキャストと共に緊急来日が決定!主演のロキシー・ハート役は米倉涼子が日本凱旋を果たす!!
出演はブロードウェイ・デビュー直後となる米倉涼子の他に、ヴェルマ・ケリー役にブロードウェイ公演の最高のヴェルマと誉れ高いアムラ=フェイ・ライト、そして他にもブロードウェイで活躍中の注目のキャスティングが予定されている。アンサンブルたちはブロードウェイから選りすぐられた実力派ダンサーたちが、鬼才ボブ・フォッシーのエレガントでセクシーな振付けと歌唱力で観客を圧倒する。
"ALL THAT JAZZ"をはじめとし、全曲がミュージカル史に残る名曲揃い!!「1920年代のジャズ香る時代のスタイリッシュでコミカルなシンデレラ・ストーリー」のCHICAGO に「シンデレラ・ガール」となった米倉涼子の注目の演技!!まさに日本でしか観ることができない豪華キャストを迎えてのCHICAGO 英語上演(日本語字幕あり)は、ミュージカルファンのみならず全ての人にとって、初めての究極の劇場エクスペリエンスとなるだろう!!

■米倉涼子インタビュー
米倉涼子に凱旋公演に向けた想いを語る!
日本人女優がブロードウェイで主演を務めるのは54年ぶり、ブロードウェイ『シカゴ』では史上初のアジア人女優の主役起用という快挙を達成すべく目下レッスンに励んでいる彼女に、ブロードウェイ進出、そして凱旋公演に向けた今の気持ちを語ってもらった。



ミュージカル「シカゴ」は、モーリン・ダラス・ワトキンズが書いた同名の戯曲を原作として、ボブ・フォッシーが振付・演出、1975年にブロードウェイで上演された。初演時、連続898回も上演されたが、同じ年に「コーラスライン」(6138回という超ロングラン)がスタートし、話題を独占されてしまう。今回上演される「シカゴ」は、1997年にアン・ラインキングによってブラッシュアップされたリバイバル版になる。リバイバル版の初演時は、短期間上演という条件付きだった事もあり、大道具、衣裳すべてをシンプルにそぎ落としたことで、逆にボブ・フォッシーの振り付けの特徴である、帽子やタバコといった小道具や鍛え抜かれたダンサーたちのセクシーでダイナミックな肢体が生きることになる。結果として、より洗練されたリバイバル版は、数々の栄光を手にすることとなった。