能を知る会 鎌倉公演 昼の部

 
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公益財団法人鎌倉能舞台

梅雨の時節、6月2日土曜日の県民のための能を知る会昼の部は、兄弟の機転により見事宿敵を討ち果たす「放下僧【ほおかぞう】」を上演致します。 実際に仇討ちを果たす曲は、「夜討曽我」などがありますが、本曲では油断を誘うために「放下」という大道芸人の振りをするということが特色となっております。さらに面を用いない直面と呼ばれる形式で演じ、また現在物の名に相応わしいドラマチックな脚本なだけでなく、禅問答、曲舞、羯鼓、小歌といった普段はあまり見ることのできない芸づくしと盛り沢山な内容となっております。 狂言は、僧を泊めることを禁じている集落において、旅の僧があの手この手でなんとか言いくるめて宿に泊めさせてもらい、宿の主人に舞を舞ってみせる「地蔵舞【じぞうまい】」を上演致します。

能「放下僧【ほおかぞう】[Hookazou]」
 下野国の牧野左衛門は、相模国の利根信俊との口論の末、殺されてしまった。牧野の子、小次郎(ツレ)は父の仇討ちを願っていたが、信俊が多勢である為に手を出せないでいた。懊悩の末、小次郎は幼少の頃出家した兄を訪ねた。兄(シテ)は出家の身の為、躊躇するが、中国の故事を引いた小次郎により説得され、仇討ちに同意する。そして、二人は流行の放下僧と放下 [大道芸人] に身をやつし、故郷を出発する。(中入)一方、利根信俊(ワキ)は近頃悪夢をよく見る為、供(アイ)を連れて瀬戸三島参詣の旅に出ていた。他方、放下僧姿となり、浮雲・流水と名乗る小次郎兄弟は偶然にも信俊一行と出会い、供の不注意から信俊と確信する。自分を狙う者と知らない信俊が、異形の体で柱丈【しゅじょう】に団扇を添え持つ兄と、弓矢を携え腰に笹を挿している弟を見咎めると、兄弟は禅の言葉で巧みに答える。禅問答の途中、はやる小次郎は弓矢や刀で信俊を狙うが上手くいかず、企みが露見しそうになるが、言葉巧みに兄が誤魔化す。やがて兄が曲舞を舞い、羯鼓を打ち、小歌を舞い聞かせるうちに、信俊は隙を見せる。機を見て兄弟は共々に斬りかかり、本望を晴らして末代まで名を残すのであった。

 

関連資料

公益財団法人鎌倉能舞台

 
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「放下僧」仇討ちの能

会場 公演日 受付期間 受付状況  

鎌倉能舞台 (神奈川県)

18/6/2(土)

 

18/2/8(木)10:00〜18/5/31(木)18:00 一般発売

一般発売・受付期間終了

出演: 解 説:中森貫太 
シテ方:中森貫太、鈴木啓吾、駒瀬直也、奥川恒治、遠藤喜久、永島 充、佐久間二郎、小島英明、桑田貴志、中森健之介
ワキ方:野口能弘
狂言方:大藏吉次郎、大藏教義、榎本 元、宮本 昇
笛 方:寺井宏明
小鼓方:久田陽春子
大鼓方:柿原光博
曲目・演目: 解説:仇討ちの能 中森貫太
狂言:地蔵舞【じぞうまい】 大藏吉次郎 他
能 :放下僧【ほおかぞう】
   シテ:鈴木啓吾、ツレ:永島 充、ワキ:野口能弘、アイ:大藏教義
   笛 :寺井宏明、小鼓:久田陽春子、大鼓:柿原光博
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