県民のための能を知る会 11月 鎌倉公演 朝の部「夕顔 山ノ端之出」 源氏物語と能 のチケット情報 (神奈川県・2024/11/29(金))

2024/11/29(金)に鎌倉能舞台(神奈川県)で行われる県民のための能を知る会 11月 鎌倉公演 朝の部「夕顔 山ノ端之出」 源氏物語と能のチケット情報ページです。会場情報、開演時間や料金を確認し、県民のための能を知る会 11月 鎌倉公演 朝の部「夕顔 山ノ端之出」 源氏物語と能のチケットを簡単にオンライン予約・購入できます。

県民のための能を知る会 11月 鎌倉公演 朝の部「夕顔 山ノ端之出」

 2024年度11月29日・金曜日、県民のための能を知る会鎌倉公演・朝の部は、源氏物語を題材としました名曲、「夕顔」を上演致します。儚く命を散らした夕顔を描いた、繊細かつ優美な曲となっております。光源氏と夕顔の上の物語を語る前半と、儚げながらたおやかな舞を舞う後半が見所です。
 狂言は野村裕基師による「柿山伏」を上演予定となっております。教科書にも載っていた、柿を盗み食いする偉ぶった山伏が、畑を管理する人にやり込められる様を面白おかしく描いた名曲です。
 最初には主催の中森貫太の解説が、最後には質疑応答がございます。
 能にはわかりやすい字幕解説を備え付けのスクリーンに映し出し、初心者でも楽しめる公演となっております。

夕顔【ゆうがお/Yugao】
 豊後国の僧(ワキ)が都に上洛する途中、五条の辺りで歌を吟ずる声を聞いた。僧が、歌の聞こえた家から出てきた若い女(前シテ)に、五条一帯の事を訊ねてみると、何某の院だと言われる。僧はその答えを怪しみ、重ねて問うと女は源氏物語を引用し、実は融の大臣の河原院の跡だと答える。さらに女は、夕顔の上が命を落とした所だと述べた後、源氏物語の夕顔の巻について語り、かき消す様に姿を隠す。(中入)僧が月下に法華経を読誦していると、夕顔の上の霊(後シテ)が現れ、昔を偲ぶ舞を舞う。そして夕顔の上は、回向により成仏できたと喜び、夜明けと共に雲に紛れて消え失せるのであった。


柿山伏【かきやまぶし/Kakiyamabushi】
とある山伏は、大峯・葛城(奈良県のあたり)で修行を終え、故郷の出羽国(山形県)の羽黒山へ向かっていた。ずっと歩き続けて喉が渇いた山伏は、喉を潤すために茶屋を探すも見つからず、途中見つけた豊作の柿畑で盗み食いをしようとする。
柿を取るために腰の小太刀で叩いてみたり、石を投げたりするも上手くいかず、木に登って直接食べる事にする。山伏が柿をたらふく食べていると、柿畑の持ち主が見回りにやって来、木に登る人影を見つける。山伏を見つけた畑主は、木の陰に隠れられていると思っている山伏に、色々な動物の鳴き真似をさせてからかう。最後には山伏を柿の木から落とし、溜飲を下げて畑主が立ち去ろうとすると・・・。

鎌倉能舞台「夕顔」

スマチケ

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ご注意

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