県民のための能を知る会 8月 鎌倉公演 朝の部「小鍛冶」  能の神と鬼1 のチケット情報 (神奈川県・2024/8/1(木))

2024/8/1(木)に鎌倉能舞台(神奈川県)で行われる県民のための能を知る会 8月 鎌倉公演 朝の部「小鍛冶」  能の神と鬼1のチケット情報ページです。会場情報、開演時間や料金を確認し、県民のための能を知る会 8月 鎌倉公演 朝の部「小鍛冶」  能の神と鬼1のチケットを簡単にオンライン予約・購入できます。

県民のための能を知る会 8月 鎌倉公演 朝の部「小鍛冶」 

 2024年度8月1日木曜日、県民のための能を知る会鎌倉公演・朝の部は、刀匠として名を馳せた名工・三條宗近が活躍する名曲、「小鍛冶」を上演致します。お稲荷様の力添えにより、帝からの勅命である刀・“小狐丸”を打ち上げるお話しです。前半は、少年の姿となって現れるお稲荷様の化身による古今東西の刀の話が見どころです。後半は、祭壇を設えて刀を打ち上げる場面が一番の見どころとなっております。
 狂言は野村萬斎師による「福の神」を上演予定となっております。福の神が熱心な信奉者にどう報いるかが見どころのひとつです。
 最初には中森貫太による解説、最後には質疑応答がございます。
 能にはわかりやすい字幕解説を備え付けのスクリーンに映し出し、初心者でも楽しめる公演となっております。

小鍛冶【こかじ/Kokaji】
橘道成(ワキツレ)は一条院の勅諚に従い、三条に住む小鍛冶・宗近(ワキ)に剣を打つよう命じた。宗近は承知するが、相鎚を打つ者がいない。途方に暮れた末、宗近が稲荷明神に参詣すると、どこからともなく少年(前シテ)が現れる。少年は宗近に、必ず剣は打てると声をかけ、さらには日本武尊【やまとたけるのみこと】が草薙【くさなぎ】の剣により東国を平定した話をひき、剣の威徳について語る。やがて少年は、剣を打つ祭壇を作り私を待つならば、再び現れ力を貸そう、と言い残して姿を消す。(中入)宗近が祭壇を作り、祝詞を唱えていると、稲荷明神(後シテ)が現れて宗近の相鎚を打つ。かくして打ち上がった剣は、表に宗近、裏には小狐と銘が打たれる。そして、稲荷明神はこの剣、小狐丸により国土は治まり、五穀成就も為されると誓った後、道成に剣を捧げて飛び去るのであった。


福の神【ふくのかみ/Fukunokami】
 ふたりの信心深い男は、毎年大晦日の恒例として福の神へ詣でることにしていた。今日は大晦日、ふたりは連れ立って参詣に出かける。参拝を済まし、年越しの豆をまいていると福の神が顕現する。熱心な信奉者に報いるため現れたと福の神は言う。その後、福の神は酒を振る舞うよう請求し、他の神々にも供える。そして、ふたりの男に幸せになる秘訣をと、訓示を述べるが・・・。

鎌倉能舞台「小鍛冶」

スマチケ

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ご注意

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